更新日:2011年11月04日 14:33
エンタメ

叶井俊太郎「『真・異種格闘大戦』を実写化したい」

マンガやアニメの実写化がやたら目立つ今日この頃。じゃあ、この作品はどうなの? というわけで、まだ実写化されていない人気作を、もし実写化するならどうするか、いろんな人に聞いてみたら……。キャスト、監督の人選から演出案まで、好き放題の妄想炸裂! 『真・異種格闘大戦』を実写化したい。俳優のギャラがかからないから(笑)  グループごとに総出演って手法で、『巨人の星』ならEXILE。もう40歳だけどリーダー権限で飛雄馬はHIRO。左門は坊主頭のボーカル・ATUSHIを太らせて対応。明子姉ちゃんはもう一人のボーカル・TAKAHIROが女顔だから、それでOKでしょ。『スラムダンク』なら湘北メンバーを東方神起。でも、ゴリ役は似合いそうな人がいないから、そこだけチェ・ホンマン(格闘家)ね。『ドラえもん』はドリフのメンバーで。のび太が仲本工事で、ジャイアンが高木ブー。そういえば前に、ドラえもんに激似の「うまい棒」のキャラで実写映画を作ろうとしたんだけど、小学館からストップかかって頓挫したっけ(笑)。  最近はマンガの実写化多いよね。連載始まって人気が出ると、すぐ出版社にオファーが行く、みたいな。マンガとキャスト、両方のファンを呼べるから観客動員も稼ぎやすいしね。ウチでも『キャプテン』とか『ブラブラバンバン』(柏木ハルコの吹奏楽部マンガ)とかやったけど、地味だしキャストにも予算かけられず新人のコばっかだったから当たんなかった(笑)。  でもウチなんかは大手が手をつけないニッチな作品を狙っていくしかない。今考えてるのは相原コージの『真・異種格闘大戦』。地球上で最強の生物は何かを決めるっていう格闘マンガなんだけど、泣けるんだよ。人間は1巻ですぐ死ぬから、俳優のギャラは抑えられるよね。あとは動物同士の戦いをCGで。これは実写化したいなー。 【叶井俊太郎】 ’67年生まれ。トルネード・フィルム代表取締役社長。『アメリ』の買い付けで脚光を浴びた映画プロデューサー。『いかレスラー』『ヅラ刑事』などのプロデュースでも知られる
おすすめ記事