キャバクラドライバーは見た!キャバ嬢たちのヤバすぎる素顔
緊急事態宣言により休業を余儀なくされているキャバクラ店。影響を受けているのはキャバ嬢や黒服達だけではなく、仕事終わりのキャバ嬢を自宅まで送るドライバー達も例外ではないとか。
表に出ることが少ないキャバクラのドライバー。店に通う客の立場からすると「キャバ嬢の自宅を知れたり、プライベートな姿を見れるのは羨ましい」と思うかもしれない。しかし、「実際は苦労の連続です……」「休業で少し安心している」と重い口を開く彼らに、その実態を聞いてみた。
話を聞いたのは、都内の某キャバクラ店の送迎ドライバーとして勤務するSさん(41歳)。普段は会社員として務めるSさんは、キャバクラドライバー歴15年の大ベテランだ。
「昔は深夜3~4時まで営業している店も多かったので、ドライバー1本でも十分に食べていけたのですが、今は条例で0時までと決まっていますからね。以前ほど稼げなくなったので副業に変えたんです。それでも、遅い時間になるほどキャバ嬢の本性は見えてきますね。ドライバーとキャスト(キャバ嬢)はプライベートな話は一切してはいけないという決まりがあるのですが、それでも中には絡んでくるキャストもいます……」
そんな、Sさんにこれまでに見た「ヤバすぎるキャバ嬢達」を聞いてみた。
「酔って吐くキャストもいますが、そんなものはまだカワイイほう。タチが悪いのは、いきなり脱ぎだすキャスト。注意するわけにもいかないので、めちゃくちゃ困るんですよね……。見ていないフリをしていると『ドライバーのくせに無視すんな!』と、いきなり座席を蹴られたこともあります。
あと、急に送迎先を変更してくるキャストも。横浜方面に向かっていたのに、電話がかかってきて急に彼氏に呼び出されたのか『ごめん! 送り先、千葉にしてくれる?』と言われたり……。こっちは、送迎のスケジュールをきっちり組んでいるのに。『私は決められないので、店に聞いてみてください』と言うと『いいから黙って行けよ!』と怒り出して、店に電話して文句を言われました。幸い、別のドライバーが千葉方面に向かっていたので乗り換えさせることでどうにか収めましたよ……」
しかし、このような酒乱系キャバ嬢はまだまだ序の口だとSさんは言う。
「特に面倒なのは、いわゆる『メンヘラちゃん』といわれるキャバ嬢ですね。もちろん、私達の間ではそんな風には呼ぶのはご法度ですが……。彼女達は機嫌が良いときは缶コーヒーの差し入れをくれたりする良い子なのですが、ひどいときは本当に厄介で……。後部座席で号泣した後、同乗している新人キャバ嬢に『お前、何見てんだよ!』と喧嘩を売り出したときは、どうしようかと思い出しましたよ。散々、喧嘩を売った後『私のことは赤ちゃんだと思ってくれていいから』といきなり横になりだして……。
新人キャストは座席の端に追いやられてしまい、翌週からは見なくなりました。それでもメンヘラちゃんはナンバー1だったので、割と好き放題やっていたようですが最終的には店をクビに。クビになった理由は、動画配信サイトで店の名前を出して自傷行為の様子をアップしたのが店にバレたから……と風の噂で聞きました」
車内で突然“脱ぎだす”キャバ嬢
『メンヘラちゃん』はタチが悪い…
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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