ロレックス、オメガ…5年前に買った中古高級腕時計は今いくらで売れる?
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
腕時計投資家の斉藤由貴生です。
私は今から5年ほど前、『腕時計投資のすすめ』を刊行したのですが、それ以降、「腕時計投資」という言葉が有名になったと感じています。
ただ、腕時計投資という言葉がまだ珍しかった2015年当時は、注目されたと同時に、批判を受けたのも確かです。
そういった批判の中には、「腕時計が値上がりするなんて嘘」といったものがありました。根拠を持って“値動きする”と説明しているにも関わらず、「リーマンショックでたまたま安くなっただけ」とか「アベノミクスでたまたま高くなっただけ」など、一方的な主張が多いように感じられました。
ということで今回は、私が『腕時計投資のすすめ』を出した2015年頃に、腕時計を買ったならばどういった値動きになったのかということについてお伝えしたいと思います。
ロレックス サブマリーナ116610LN
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
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『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
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