「“レディース総長”として有名になる女性」に実は共通していた5つの特徴
こんにちは。伝説のレディース暴走族雑誌『ティーンズロード』3代目編集長をやっていた倉科典仁と申します。ティーンズロードは1989年に創刊され、90年代には社会現象に。現在は休刊となっておりますが、そんな本誌に10年以上携わっていました。
暴走行為(共同危険行為等)は決して許されるものではありませんが、時を経て、編集者として今振り返る「暴走族」の姿とは……。
私は日本全国のレディース暴走族たちを100チーム以上取材してきました。ある時は我々が地方に飛び、現地で取材。ある時はレディース総長を東京のスタジオに呼び、撮影やインタビューなどを行い、彼女たちのリアルな姿を誌面で紹介していました。
地元で名を馳せ、読者からも絶大な人気を得ていたレディース総長を取材・撮影してきたわけですが、そんななかで、彼女たちには共通点が多いことを発見したのです。
もちろん、すべての総長に当てはまるわけではありませんが、かなりの高確率だったと思います。あくまで30年以上前のことですが、今回は「有名レディースチームの総長たちの共通点」をお話してみたいと思います。
私の少年時代にも“ヤンキー少女は可愛い子が多い”などという話はありましたが、ティーンズロードに登場するレディース総長たちもかなりの確率で「美人」が多かったと記憶しています。
まぁ、雑誌の読者が彼女たちの“ルックスに憧れる”ということはもちろん理解できますが、実際にヤンキーの世界で「暴走族の総長」になることにおいては、ルックスだけでは成り立たないのも事実です。
不思議に思って幾度となく同じチームのメンバーに「〇〇さんが総長になったのはなぜ?」という質問をしてみました。
すると、同期のメンバーは「〇〇は喧嘩が半端なく強くて、今までほとんど負けたことないんすよね~。けっこう可愛い顔してヤバいんです(笑)」と言います。また、同じチームの後輩の子たちに話を聞くと「〇〇さんは美人なのに喧嘩がめちゃめちゃ強くて自分らにも優しいんすよね〜。憧れです」なんて口をそろえるわけです。
やはり「喧嘩が強い」という条件は、チームをまとめるうえでは必要不可欠であることは間違いないのですが、そこに「美人(ルックスがいい)」が加われば、チームのメンバーとしても“自慢の総長”ということになるのでしょうか。
人気レディース総長たちの共通点とは?
①喧嘩が強いうえに「美人」
伝説のレディース暴走族雑誌『ティーンズロード』をはじめ、改造車だけを扱うクルマ雑誌『VIP club』や特攻服カタログ『BAMBO』、渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』など、数々の不良系雑誌の編集長を務めて社会現象を起こす。現在は、大洋図書発行の実話誌『実話ナックルズ』のYouTubeチャンネル「ナックルズTV」や、ギャル男雑誌『men’s egg』をWebで復活させたYouTubeチャンネル「men’s egg 公式」のプロデューサーとして活躍中。
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