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元セクシー女優が語る「令和に売れやすい女優の特徴」。平成リバイバルで“ギャルブーム復活”も

 元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半で引退を決意し、ライターへ転向。現在は鳥越アズーリFM「たかなし亜妖のモザイクストリート」で冠番組を持つなど、メディア出演も積極的に行っている。

セクシー女優の“流行りの系統”は

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 世の中にはどんなジャンルにも“ブーム”がある。流行りは突然のようにやってきて、気づくと去っていて、また同じものが巡るから面白いものだ。同時にこの前までみんながワーワー集まっていたところに、誰も興味を示さなくなった瞬間はとても恐ろしいのだけれど。  もちろんセクシービデオ界隈にも流行りはある。“廃れる”まではないけれど、「今ちょっと下火かな」というジャンルや系統があるので、今回は業界特有のブームについて解説していこう。

清楚系の女優は汎用性が高い

 ここ数年間の流れを見ていると、人気なのはやっぱり某坂道系にいそうな“清楚系アイドル風女優”である。目鼻立ちはハッキリしているけれど派手とは異なり、男女共にウケが良いタイプがブームと言えよう。単体契約を取れる系統はまさに、この王道さを持つ女性なのだ。  キツめの顔立ちも人気なものの、広い範囲には刺さりづらい。大人向けビデオは男性が抱く“女性の理想像に近い人”が絶対条件のため、柔らかい雰囲気のほうがより多くの層に受け入れられる。  顔の感じが今ドキの流行りであれば、身長の高い・低いや髪色などはあまり関係がない。もちろんハイトーンはダメだけれど、明るめのブラウンや黒髪など、その人に合っていればOK。流行の波にうまく乗れたら、セクシー女優は勢いに身を任せて一気に知名度を上げられるだろう。

巡り巡る業界のブームたち

 セクシー女優の系統はそんなに多くないため、「清楚」「ギャル」「妹」「お姉さん」「もっとお姉さん」のような限られたジャンルしかない。ごくわずかなものがグルグルと回り続け、その時々で流行が大きく変わる。  ついこの前“妹系”が流行っていたと思ったら、半年後にはすっかりとお姉さんブームに切り替わっていたりと、流れは非常に早い。いつどこでパチッと切り替わるのかは謎だけど、気づくと「あれ、○○ブーム終わってるぞ」という感じだから、とにかくめまぐるしい。  正直なところ「次は○○が来る」といった“先読み”ができる人は、まずいないだろう。なぜなら最近は何が確実に売れるかがわからず、「予想外のものがSNSで話題になる→流行る」という予測不能な流れだからヤマが張りづらい。「お姉さんのあとは妹」なんて決まったサイクルはなく、本当にバラバラである。  一時期はギャル系があまり話題にならなかった時代もあったけど、近年ではやや復活傾向だとか。おそらく昨今の平成リバイバルの影響によるものだろう。  こんな感じで1年の流れが読めないからこそ、業界の人間は常にアンテナを張り続ける。特に事務所の場合は流行に合ったタイプの女の子を欲するので、もっともブームに敏感だ。
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「デビュー時の動き方」で女優の人生が決まる?
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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