更新日:2021年12月14日 07:09
仕事

最新TENGAと往年の手作りオナホグッズを比べてみた

暮れも押し迫ってきた12月某日。自宅の大掃除をしていた記者は、資料として保存していたかつての愛読誌「ホットドック・プレス」を発見した。懐かしさのあまり掃除の手を止めて読んでみたところ、「オナニー特集」だった。 ・手を逆にする「逆手オナニー」 ・ジェット風船2つで挟んでこする「風船オナニー」 ・イボ付き軍手を使う「軍手オナニー」 などなど、自由な発想から生まれたオナニーが盛りだくさん。オナニー中毒になっていた当時を微笑ましく思いながらページをめくっていると、ふと疑問が浮かんだ。 一体、今と昔の「物オナニー」ではどちらが気持ちいいんだろう? そこで、当時「ホットドック・プレス」でライターとして活躍していた山田ゴメス氏に、多種多様な物オナニーのなかでも特に気持ちいいのはどれなのか、聞いてみた。 「読者からの反響が大きかったのは、『カップ麺』『糸コンニャクを入れた牛乳ビン』ですね。特に牛乳ビンは、当時同じ形のオナニーグッズが発売されていたけど、こっちのほうが格安だったから反響があったんです」 一方、現代のオナニーグッズ代表なら、やはり「TENGA」である。 TENGAといえば赤と銀のボーダー柄の使い捨てタイプを想像するが、使う→洗う→乾かすことで繰り返し使えるモノも存在する。その最新作が「フリップホール(レッド&シルバー)」だ
TENGA「フリップホール」

TENGA「フリップホール」の最新バージョン。プリプリとした刺激が味わえる「レッド」と、スパイシーな快感を得られる「レッド」の2タイプ

もともと、このシリーズにはホワイト、ブラックという2タイプがあったが、新しく登場したこの2つは内部形状を大幅に改良し、まったく違った感触を味わえる。「シリーズ最高傑作」との呼び声も高いという。言うならば、現代技術の粋を集めた最新鋭オナニーグッズである。 まさに「オナニー今昔対決!」。懐かしの手作りオナホと最新のTENGA。時代を超えたバトルを、開始! ◆「シルバーVSカップ麺」ソフトに包み込んでイカせてくれるのはどっち?
カップ麺オナニー

はみ出し注意のカップ麺オナニー。記者の実際の愚息は自重します

まずはカップ麺オナニーだ。 カップ麺の底に自分の愚息と同じサイズの穴を開け、ぬるま湯を注いで待つこと3分間。 その後、スープを捨てて、中身がひと肌程度になったことを確認する。あとは、とにかく入れてシゴくべし。 だがいざ実際に愚息を入れてみると、麺が伸びてしまったからなのかほとんど感触がない。抜き差しすること10分弱。特に快感を得られぬまま、ヌケずじまい。中身の香ばしい香りだけが残った……。 一方、TENGAのフリップホール・シルバーはどうか。 このタイプのウリは「プリプリした密着感」とのこと。中身を開け、付属の専用ローションをたっぷりたらす。蓋を反対に閉めたら、いざ挿入だ。
TENGA,フリップホール・シルバー

フリップホール・シルバー。サイドのスイッチを押すことで、中の刺激が調節できる

最初は締め付けに若干の物足りなさを感じたが、だんだんハードにしごいてみると、大きく尖った内部ゲル「スターソリッド」によって、愚息の側面が刺激されてきた。 さらに、サイドについているフローティングパットを押すと、中が圧縮されて締め付けがアップ! 内部のゲルの当たり方が変化し、また違った快感が味わえる。このパットの握り具合がキモなのだ。刺激の増減を調節できるため、内部で愚息への当たり具合をコントロールすることができる。早漏気味の記者にとってはありがたい限り。程よい刺激でゆっくり楽しむことができた。 これは圧倒的にフリップホール・シルバーの勝ちと言わざるをえないだろう。 ◆「レッドVS糸コンニャク入り牛乳ビン」ハードな刺激でイケるのはどっち? 続いては「糸コンニャク入り牛乳瓶」に挑戦する。 前出の山田ゴメス氏曰く、「当時は女性器の素晴らしさを表現する『ミミズ千匹』のような感覚が味わえる、画期的なオナニーグッズだった」というコレ。さっそく購入した牛乳ビンに、糸コンニャクをぎっしり詰め込んだ。
糸コンニャク牛乳瓶オナニー

あまりに中身がグロイ「糸コンニャク牛乳瓶」。確かにミミズ千匹と言われればそうなのだが……

正直、見た目はグロイ。さらに最近の牛乳瓶はコンパクト化しているらしく、入り口が小さい。「入れたらもう抜けないのでは?」という恐怖心すら頭をよぎる。 「どりゃ!」という気合いので突っ込んでみた。すると、これが思ったよりも気持ち良い! 抜き差しするたびに漏れる 「グチュ」というリアルな挿入音も手伝い、しごくこと数分で無事発射。やるじゃないか、糸コンニャク! そして最後にフリップホール・レッドを試した。色以外の見た目はシルバーと変わらない。だが、いざ挿入してみた瞬間、驚いた。締め付け感も、愚息への絡みつき具合も糸コンニャクとは段違いだ! 挿入した瞬間に、無数の突起状ゲル「タイトブラシ」が愚息をプニプニと愛撫し、扇状に広がる「グラインドリブ」が強烈に締めつけてきた。フローティングパットで圧縮しなくても、十分な刺激が得られる。糸コンニャクで疲れていた愚息がみるみる元気になっていく
TENGA,フリップホール・レッド

フリップホール・レッド。放射状に広がった扇形リブで先端部にスパイシーな刺激が得られる。使用前にはたっぷり付属ローションを

さらにフローティングパットを握って圧力を加え、抜き差しすること数ターン。あえなく記者は果ててしまった……やはり最新TENGAの威力はすごかった。 ただ最後に一言。確かに糸コンニャクは気持ち良かったが、難点がある。使用後には愚息が痒くなってしまうのだ。「くれぐれも使うときにはコンドームを忘れずに装着してください」(山田ゴメス)との言葉どおり、お試しの際にはリスクも心得るべし!
TENGA,洗える,繰り返し

最後は洗って乾かす。繰り返し50回以上も使用可能だ

◆TENGA「FLIP HOLE RED&SILVER」 各6800円(参考価格/税込)。これまでの「ホワイト」「ブラック」に加えて、2タイプが新登場。繰り返し使えてお財布に優しいだけでなく、好みに合わせて快感を選べる魅力も加わった。詳しくはTENGA公式HP(http://www.tenga.co.jp/index.php)をチェック! 取材・文/吉岡俊 撮影/水野嘉之
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