なぜ日本で散骨は普及しないのか?
―[考える葬儀屋さん/赤城啓昭]―
意外と知らない通夜やお葬式でのマナー、業界の裏事情を綴った今、注目のサイト「考える葬儀屋さんのブログ」。「ライブドアブログ OF THE YEAR 2015」にも選ばれた同サイトの管理人・赤城啓昭氏に聞いた、恥をかかない今のうちに知っておきたいお葬式の常識とは――。人気連載、待望の第9回です。
「考える葬儀屋さんのブログ」管理人の赤城啓昭と申します。
最近、新聞・雑誌・テレビなどでお葬式の特集が組まれる機会が増えてきました。そのとき、必ずと言っていいほど取り上げられるのが「散骨」です。
散骨とは、遺骨をお墓に収めるのではなく、海や山に撒いてしまうことを言います。
私は自分がお葬式を担当したご遺族の散骨に立ち会ったことがあります。海上で遺骨を撒く、いわゆる海洋散骨と言われるものです。
散骨のルールは法務省が決める
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『子供に迷惑をかけないお葬式の教科書』 20年間に渡る実務で蓄積された知識と、とり行ってきた葬儀セミナーの内容が盛りだくさん |
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