都会育ちのサラリーマンがログハウスを建てるまで

ログハウス

基礎と屋根工事の一部はプロを頼ったが、それ以外はすべて自らの手で建てた。「作り始めて1年目で、妻と知り合いました。丸太の皮むきなどを手伝ってくれましたね」。今や威風堂々の外観!

 九州は熊本県の御所に立つ、木の香りも清々しい立派なログハウス。これを総工費200万円で、都会出身の元サラリーマンが、ほぼ1人で建てたというから驚きだ。

「もともとは製薬会社の研究員をしていました。しかし仕事より上手な立ち回りが評価される職場に疑問を持ち、39歳で退職。その後、土地を切り拓き、材木を自分で切り出すところから始めて、この家を建てたんです」

 そう語るのは、親子3人で素敵な“夢の丸太小屋”に暮らす沼田文男さん。しかし大工仕事も未経験だったというのに、どうしてログハウス造りに至ったのだろう?

「昔、同僚とした雑談が、きっかけになるんですかねえ。『大人が純粋に努力して、達成するとしたら何かな』と言ったら、『ログハウスを自分で建てるのはどう?』と返されたのが、頭に残っていたみたいです(笑)」

 軽く話す沼田さんだが、退職後はログハウス・スクールに通ってノウハウを身に付け、日本中を旅して検討した後、1700坪ある現在の土地をわずか270万円で購入。まずは整地に1年かけ、その後完成までに6年の月日をかけたという気合の入りようだ。

「無収入が続きましたが、生活費は研究員時代の激務で貯まったお金で賄えました。コツコツやるのが性に合っていたので、作業自体のツラさはなかったですね」

 当初は独身ゆえ1人暮らしの予定だったが、ログハウス造りの過程で知り合った妻と子供が増え、3人になっていた。そして現在は建築の過程で得た技術とノウハウをもとに、木工品を作る仕事で生計を立てている。

「研究員時代に比べ収入は4分の1程度ですが、生活費が月10万円程度なので不自由はありません。水と空気はキレイだし、月も星も驚くほどまぶしいし、都会暮らしよりもずっと楽しいですね。もちろん、8歳年下の妻、結婚2年目で生まれて今は9歳になった娘の存在も、満足度が高い理由です」

 田舎暮らしや、自らの力を試すということに憧れながらも、いま一歩踏み出せない人は多い。沼田さんはどうして、今の幸せを手に入れられたのだろう?

「ログハウスを建てること自体は、技術的なことは心配しなくても何とかなります。未知のことを前向きに受け止められるかで、結果が変わるのではないでしょうか」

 地域の濃密な付き合いにも、すっかり溶け込んでいるという沼田さん。不惑手前の決断は、英断だったと確信している。

ログハウス※現在はスギから作った積み木や家具などの木工品を販売。テーブルや机、飾り棚などの家具は注文を受けて製作、東京をはじめ全国からの注文もあるとのこと。「御所工芸館」http://www.gosho-k.jp/

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