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親の葬儀への希望を聞く方法――「いつか来る日」のために

どんなにノンキに生きていても、30~40代ともなれば葬式に出る機会も増えてくる。親だっていつまでも元気とは限らない。もしかしたら明日、いきなり喪主を務めるハメになるかもしれない。そんな、いざというときのために知っておきたい葬式とお墓に関するお役立ち情報を専門家に聞く! ◆必ずやってくる「その日」のために今できることは?
奥山晶子氏

奥山晶子氏

 親を送り出す日は、いつか必ずやってきます。理想は、親が元気なうちにどう弔ってほしいか、ざっくばらんに希望などを聞いておくこと。ストレートに話題にするのが難しければ、たとえば今回の特集を親に見せて「こんな記事が出ていてさ」と雑談から始めてみては。いい意味での“ノリ”で相談しておくと、後々困りません。  具体的な相談ができなくても、たとえば好きな色、好きな食べ物やお菓子、お気に入りの写真、好きな音楽など、さまざまな親の好みを知っておくだけでも、葬儀のときにとても役立つはずです。  大事なのは「故人に何をしてあげたいか」という気持ち。何でも葬儀社任せ、人任せにせず、自分で考えて納得して、手間ひまかけて送り出すことができれば、それがあとで大きな慰めになります。 【奥山晶子氏】 ’80年生まれ。ミニコミ誌『フリースタイルなお別れざっし 葬』編集長。著書に『「終活」バイブル 親子で考える葬儀と墓』など 取材・文/石島律子 漆原直行 昌谷大介 撮影/渡邊孝徳(奥山氏写真) イラスト/深川直美 ― 30~40代のための[葬式&お墓]新常識【11】 ―
「終活」バイブル 親子で考える葬儀と墓

「まさか」の時に備えて一家に一冊

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