テクノ×アイドルの最新系『Cupitron』独占インタビュー
「釣り+アイドル」という、一見企画モノかと思ってしまう組み合わせながら、確かな音楽性で着実にファンを増やしつつある「つりビット」。そんなつりビットの所属するKisspoint Recordsから新たなアイドル「Cupitron(キュピトロン)」が誕生すると聞き、アイドル大好き記者である筆者DDマツは早速突撃インタビューを敢行! Cupitronとして、そしてアイドルとして、どんな未来を描いているのか聞いてきた。
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<取材・文/DDマツ 撮影/西田周平>
――初めまして。ではまず、1人ずつ自己紹介をお願いします。
山川二千翔(以下、山川):山川二千翔です。16歳の高校2年生……あ!5月22日で17歳になりました(取材をしたのは5月24日)。神奈川県出身で、趣味はピアノとダンス。あと裁縫が好きで、小さいぬいぐるみとかを作るのが好きです。特技はバレーボールです。よろしくお願いします。
浜田彩加(以下、浜田):浜田彩加、14歳です。中学3年生です。石川県出身です。特技はダンスと走ることです。よろしくお願いします。
宮川里奈(以下、宮川):宮川里奈です。13歳で、中学2年生です。趣味は料理をすることです。特技は、彩加ちゃんと同じなんですけど、走ったりすることです。前はバスケ部をやってました。よろしくお願いします。
――よろしくお願いします。デビュー前ですので、皆さんのことをもっと教えてもらいたいと思います。ではまず、山川さんのことを、浜田さんと宮川さんの2人で教えて下さい。
浜田:第一印象は、オトナでクール系だと思ったんですけど……喋ったら、結構おバカさんで(笑)可愛いところがあります。いきなり歌い出すんですよ!
――いきなり歌い出す、それは山川さんは自覚してるんですか?それとも無自覚に歌ってしまってるんですか?
山川:3人でいても、不意に無言になる瞬間とかあるじゃないですか。そういうときにパッと頭に浮かんだ歌を歌ってしまいますね。
――なるほど、間を埋めるために自発的に歌われてるんですね。では宮川さんから見た山川さんはどうですか?喋ってみて印象が変わったとか、ありますか?
宮川:私も最初はクールな人なのかな?って思ってたんですけど、モノマネよくしてくるんです。スゴい面白い!
山川:あー、やるね。
――何のモノマネするんですか?
宮川:芦田愛菜さんの真似をする、やしろ優さんのモノマネを(笑)
山川:似てないけどね!(笑)
浜田:あとローラもやるじゃん!
――レパートリーも色いろあるんですね。
山川:似てないのは自分でもわかってて、恥ずかしいことしてるのも理解してるんですけど……やりたい気持ちが止められないんです!
――ここまで聞いた話だけだと、山川さんはお笑い担当みたいになってしまいますが……?
山川:盛り上げ担当、というか、場の雰囲気を察しているというか。
浜田:オトナの対応!(笑)
――グループ内での最年長としての役割かもしれませんね。では次は浜田さんの印象はどうでしょう?
山川:最初は……生意気だなって思いました(笑)初めて会ったのが事務所の宣材写真を撮るときだったんですけど、「おはよー!」みたいな、敬語を知らなくて(笑)「え!? 敬語って分かる?」って聞いたら「え?わかんない」って返されて。
浜田:最初はね!最初は……!
山川:そういうところも可愛いんですけどね。
――今はどうですか?仲良くなってむしろ敬語を使う必要もなくなったとか。
山川:今はもう使ってないよね。
浜田:どうだろう?
山川:使ってないですね(笑)
――なるほど、では宮川さんから見た浜田さんはどうですか?
宮川:最初から元気なのが印象的でした。初対面のときでも、人見知りしない人なんだなって。
浜田:するときもあるよ!?
――お!反論があるみたいですね。
浜田:年が近い人には、大丈夫なんですけど、年上の人、大人の人だと緊張することもあって。
山川:私年上じゃん!(笑)
浜田:でも歳近いじゃん!もっともっと!twenty超えたら、緊張しますね。10代の女の子だと緊張はあんまりないかも。
――twenty……ハタチ超えた大人が相手だと少し気持ちが変わるってことですかね。では宮川さんの印象を教えて下さい。
山川:最初は、人見知りなのかスゴい無口で、「この子と仲良くやっていけるのかな」って正直不安なところもありましたね……それが今じゃスゴいうるさくて(笑)ずーっと喋ってるんですよ。
――最年少らしい可愛さかもしれませんね。浜田さんから見た宮川さんはどうですか?
浜田:「細っ!」っていうのが、最初の印象ですかね。さっきも言われてた通り、人見知りだったけど、もう慣れて、今は急にブリッジしだしたりするくらいになって(笑)
山川:それもレッスン中に(笑)
浜田:「体育でやってるの!」ってね。
宮川:休憩中だから!休憩中!
――休憩中とは言え急にブリッジを……急に歌う人がいたり、急にブリッジする人がいたり、3人でいるの楽しいだろなって雰囲気は確かに伝わったかと思います。では、憧れのアイドルや、好きなアイドルについて聞かせて下さい。
山川:指原莉乃さん、スゴいと思います。PVに数秒しか出なかったっていうのを逆に武器に変えて、去年の総選挙で1位になって。そういう逆境に負けずに上り詰めていく感じがカッコイイと思います。憧れという意味では、大島優子さんも、女優業とアイドル業を両立してるところに憧れます。
浜田:好きなのはAKBの高橋みなみさんです。(身長が)小さいのに、あんな大グループをまとめてる感じが、これは賜物だなと。
一同:賜物(笑)
――いつかは自分もそういったリーダーになりたいですか?
浜田:それはいいです(笑)
――なるほど、「好き」ではあるけど「理想」ではないんですね。では「理想」のアイドルはいますか?
浜田:理想はモーニング娘。’14の道重さゆみさん。可愛いし、バラエティ番組のときと、ライブステージのときで顔が全く違うというか、そうやって違う顔を使い分けられるのスゴいなって、思います。
――浜田さんのバラエティでの活躍にも期待しています。では宮川さんはどうですか?
宮川:きゃりーぱみゅぱみゅさんが好きです。歌とか、ファッションとかもスゴいな、と思いますし。きゃりーぱみゅぱみゅさんみたいに派手で可愛い衣装着てステージに立ってみたいです。
――宣材写真の無機質な銀色衣装もカッコイイですが、カラフル衣装も期待しています。では、次は皆さんそれぞれのアピールポイントを教えて下さい。
山川:笑ってるところを見て欲しいです。宣材写真とかだとクールなイメージを持たれがちだと思うんですけど。ステージでは笑顔で踊っているので、そういうギャップを見ていただければな、と思います。
浜田:私は目と髪の毛を見て欲しいです。眼力と、髪の毛をなびかせて踊っているところを、ぜひ生で見て欲しいです。
宮川:私一番身長が低くて、年齢も最年少なので、子供っぽく見られがちなんですけど、実は一番オトナなんです!ね!?(メンバーに同意を求める)
山川:急に何言ってんの(笑)
――それはダンスとか歌で大人っぽい表現が得意とかそういうことでしょうか?
宮川:違います!内面が、この中で一番オトナです。
浜田:嘘ついちゃダメだよ(笑)
――それぞれ自分の思うアピールポイントですからね、いいと思います。では個人の目標・夢を教えて下さい。
山川:いろんなことが出来る人になりたいです、さっき言ってたように、女優さんの仕事も、もちろんアイドルも。あと、モデルにも興味があって、マルチに活躍したいです。それを見た人から憧れられる存在になれればな、と思います。
浜田:私はアイドルとして、大きい会場でライブをやりたいです。
――具体的に「ココ!」ってありますか?
浜田:(小声で)さいたまスーパーアリーナに……
――いいですね、さいたまスーパーアリーナを埋められるようなアイドルになれる日を期待しています。では宮川さんはどうですか?
宮川:ももクロさんとか、面白いし、ダンスもスゴいじゃないですか、きっとすごい努力をされてると思うんですけど。ももクロさんとか、色んなアイドルを越して、アイドル界のトップに立ちたいです。
――力強い目標ありがとうございます。では、最後にリーダーの山川さん、この記事を読んでいる、これからファンになってくれるかもしれない皆さんに意気込みを。
山川:今、沢山のアイドルの方が活動されていますが、キュピトロンは、また違った世界観なので、一目見てもらえればきっと好きになってもらえると思います。ぜひ一度足を運んでもらえればと思います。よろしくお願いします!
――僕もライブ楽しみにしています。ありがとうございました。
6月25日にはデビュー曲の配信が開始され、7月に行われる『アイドル横丁夏まつり2014』への参加も決まっており、今年の夏はCupitronの夏になること間違いなし!今後の活躍を要チェックです。
【Cupitron】
浜田彩加(14)、山川二千翔(17)、宮川里奈(13)の3人組テクノポップユニット。プロデューサーは「つりビット」のプロデュースでも知られるトベタ・バジュン。ユニット名は恋の神「cupid」とコンピュータ・アーキテクチャの「tron」を組み合わせた造語。
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