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販売の鬼だった男が、“人たらし営業”に方向転換したワケ

“売れる営業マン”のコミュニケーション術は、仕事以外でも転用可能だった!? そこで各企業のトップ営業マンたちが、素人でもマネできるレベルに落として直々に伝授。その技の数々を、思う存分盗め!

販売の鬼から“人たらし”、飲み友達100人が顧客に


 東京・秋葉原でテーラーを経営する中野俊さん(33歳)は物腰穏やかな好青年だが、20代の頃は有名アパレルブランドで月1000万円を売り上げる“鬼販売員”として名を馳せた。しかし、他の販売員を押しのけるような一匹狼的なスタイルから、店内の人間関係が悪化して退職。その後、大手紳士服店に勤務するが、そこでも全国トップクラスの売り上げを叩き出し、アルバイトから店長へ異例の昇格を果たした。

(画像はTAILOR SECOND HOUSE Webサイトより)

(画像はTAILOR SECOND HOUSE Webサイトより)

「しかし、当時はお客さまの気持ちなんて考えず、数字がすべてでした。“狂戦士状態”になって無我夢中で売っていました」と振り返る中野さん。大手紳士服店を退職し、将来の独立を視野に老舗テーラーで修業を積む中で大きく考えが変わったという。

「美容師さんのように、テーラーでも担当する人間が代われば仕立ても違ってきます。だから自分で顧客を獲得しなければならず、まずは真摯にお客さまの話に耳を傾けることから始めました」

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そのポイントは…

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