更新日:2017年11月14日 13:50
カーライフ

若者のクルマ離れだけが原因じゃない!? ドライブデートが衰退した理由を考える[コラムニスト木村和久]

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その151 ―  最近、カップルがクルマに乗って、ドライブしたなんて話をあまり聞きません。そう書くと「クルマ離れの若者が増えているから」という意見が出ます。都会では当たってますが、地方じゃクルマは生活必需品で、大概の人は持っています。田舎はクルマがないと、何もできないですから。というわけで、この「ドライブデート」の衰退を多方面から検証してみます。 ①死語化した言葉について  若い男女は休みともなれば、観光地にクルマで行ったり食事したり、カラオケやラウンドワンに行ったりすることでしょう。ただその行為を表す言葉「ドライブ」や「デート」があまり使われません。ほとんど死語化しています。今デートをしているという自分が気恥かしいというか。「ドライブ中」なら「移動中」という表現ですよね。  最近「合コン」も死後になり、今はただの「飲み会」。本質をつく言葉は生々しく感じるんじゃないですか。「ドライブ」「カップル」「合コン」「デート」は自意識過剰になるから、さほど頻繁に使われないようです。関係ないけど「パンティ」も言わないですね。これは言わせる言葉か? 昭和のおじさんはその言葉を聞いただけで、かなり興奮できたのですが、非常に残念です。
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大都市圏では若者が車に乗らない…
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トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』

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