雑学

カヌー銅メタリスト・羽根田選手もやっている風邪防止対策「口テープ」の実力【コラムニスト木村和久】

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その148 ―

 リオオリンピックのカヌー競技の銅メダリスト・羽根田卓也選手は風邪をひくのを防止するために「口にテープを貼って寝ている」とコメントしておりました。実は私も同様なことをしており、激しく同意した次第。この「口テープ」の効果はどれだけあるのかをやんわり考察してみます。

 まず風邪は案外寝ているときに、ひきやすいことに気づかないといけません。もちろん昼間に寒い屋外にいたり、空気の悪い居酒屋などで大声で騒いでいたりすれば、風邪は引きやすいです。けど、風邪を治すべき就寝中に風邪を引く、または悪化させることがよくあります。

 寝ていて風邪をひく理由は、さまざまあります。酒を飲んで寝て体が熱くなり、布団をはぐとかね。あといびきをかきすぎて、喉を痛めて風邪をひくこともあります。

 寝ているとき、酸素を取り込む入口は喉と鼻です。要するに「口呼吸」か「鼻呼吸」かを選ばないと。まあ両方でもいいのですが、呼吸は無意識なので、どちらか一方に偏る傾向があります。答えとしては、鼻呼吸を選ぶほうが無難かと思います。口呼吸をすると、喉の炎症が半端ないときがあります。もちろん鼻呼吸でも、鼻炎になることがありますが、でも喉をやられるよりはマシかなと。

 今まで個人的に風邪対策で取り入れていたのが「濡れマスク就寝法」です。マスクのガーゼ部分に水を垂らして装着すると、湿り気のおかげで、口呼吸をしても喉を痛めないという考え方です。

 これは1年ぐらいやったでしょうか。でも多少難点があります。まずマスクの湿り気が朝までもたないのです。途中でマスクが乾燥して、明け方には濡れマスクの効果が薄れます。さらに寝ているとき、マスクがずれたり、無意識に取ってしまう場合があります。

 今は濡れマスクそのものが商品としてドラッグストアで売っていますから、興味のある方はそれをお試しください。中身は普通のマスクの内側にポケットがついており、そこに湿り気のある固形物があって喉を潤す仕組みです。市販品は普通のマスクより値段が高いので、そのぶん朝まで持ちますが、頻繁に使い捨てをすると、結構な出費になります。

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そこで「口テープ」の登場

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