美しすぎる女性ライダー岡崎静夏 時速200kmオーバーの世界で“男と競い合う楽しさ”
さらなる転機が訪れたのは中3のときだ。弟が今度はMFJオートレースアカデミーに入校を決意する。聞けばアカデミーに入れば、ツインリンクもてぎの本コースを走ることができる上に、全日本レーサーたちがインストラクターとして指導にあたってくれるという。こんな恵まれた環境はない。またしても弟に触発されるかたちで、姉は後を追うことにする。ただし、問題がひとつだけあった。金銭面だ。
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「ライセンス取得料も含めて、1年間で35万円くらいかかるのかな。両親としては弟に払ったら、私の分までは無理ということになったんです。なので、自分で払うことにしました。私、それまでの人生でお金を使ったことがほとんどなかったんですよ。他の女の子が夢中になることに何ひとつ興味が持てなかったので。出かけるときはいつもジャージだし、スカートは1着も持っていなかった。プリクラなんて“撮ってどうするんだろう?”って意味がわからなかったです(笑)。そんな感じだったから、お年玉とかおばあちゃんのお手伝いとかで貯まった金額が結構あったんですよね」
それまで「楽しいから乗っているだけの遊び感覚」だった岡崎のバイク人生は、ここで一転。怒涛の快進撃が始まる。08年にレディースロードランキングでの1位獲得を皮切りに、09年・10年とMFJレディースロードレースで連続優勝。あっという間に“女子に敵なし”の状態になった。
「当時は怖いもの知らずでしたね。完全に調子に乗っていました。たとえば雨が降ったときでも、“雨だから転ぶかも”っていう発想が頭にないんですよ。初めてコースインしたサーキットでもそんな感じだったし、30代とかのベテラン選手を相手にぶっちぎって走っていました。これしかないっていう手応えが自分でもありましたし」
生活も完全にバイク中心となった。レースを続けるには、とにかく費用がかかる。高校に入学すると「せめてタイヤ代だけは自分で払おう」と考え、アルバイトを始めた。タイヤは消耗品だが、1本3万円以上するのだ。高1からできるバイトはマクドナルドだけ。途中からは酒の問屋にバイト先を変え、可能な限りシフトを詰め込む。高校も一番家の近くに決めた。少しでも無駄な通学時間を削り、バイトでタイヤ代を稼ぎたかったからだ。一応、短大には進むことにした。これは就職を見越してのこと。とはいっても、バイクの道を諦めて企業に勤めるわけではない。レース活動の資金を捻出するため、普段は働く必要があったのである。
「ライセンス取得料も含めて、1年間で35万円くらいかかるのかな。両親としては弟に払ったら、私の分までは無理ということになったんです。なので、自分で払うことにしました。私、それまでの人生でお金を使ったことがほとんどなかったんですよ。他の女の子が夢中になることに何ひとつ興味が持てなかったので。出かけるときはいつもジャージだし、スカートは1着も持っていなかった。プリクラなんて“撮ってどうするんだろう?”って意味がわからなかったです(笑)。そんな感じだったから、お年玉とかおばあちゃんのお手伝いとかで貯まった金額が結構あったんですよね」
それまで「楽しいから乗っているだけの遊び感覚」だった岡崎のバイク人生は、ここで一転。怒涛の快進撃が始まる。08年にレディースロードランキングでの1位獲得を皮切りに、09年・10年とMFJレディースロードレースで連続優勝。あっという間に“女子に敵なし”の状態になった。
「当時は怖いもの知らずでしたね。完全に調子に乗っていました。たとえば雨が降ったときでも、“雨だから転ぶかも”っていう発想が頭にないんですよ。初めてコースインしたサーキットでもそんな感じだったし、30代とかのベテラン選手を相手にぶっちぎって走っていました。これしかないっていう手応えが自分でもありましたし」
生活も完全にバイク中心となった。レースを続けるには、とにかく費用がかかる。高校に入学すると「せめてタイヤ代だけは自分で払おう」と考え、アルバイトを始めた。タイヤは消耗品だが、1本3万円以上するのだ。高1からできるバイトはマクドナルドだけ。途中からは酒の問屋にバイト先を変え、可能な限りシフトを詰め込む。高校も一番家の近くに決めた。少しでも無駄な通学時間を削り、バイトでタイヤ代を稼ぎたかったからだ。一応、短大には進むことにした。これは就職を見越してのこと。とはいっても、バイクの道を諦めて企業に勤めるわけではない。レース活動の資金を捻出するため、普段は働く必要があったのである。
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