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死亡事故率は4車線の約2倍!交通量増加の圏央道も暫定2車線区間の対策を【道路交通ジャーナリスト清水草一】

 私が3月2日に実走した実感としては、確かに暫定2車線としては交通量が多いが、自然渋滞が発生するにはまだ余裕があると思われた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1296933 圏央道 それより懸念されるのは、居眠りや脇見等で反対車線に飛び出して発生する正面衝突事故だ。暫定2車線区間では、死亡事故率が4車線以上の区間の約2倍に達している。これは昨今新たな焦点となっており、すでに国交省は昨年末、暫定2車線区間の中央線へのワイヤーロープ試験設置区間を大幅に増やすことを発表している。  圏央道はこれに含まれていないが、交通量が多いほど正面衝突事故の確率は増える道理。圏央道の暫定2車線区間でまずなされるべきは、4車線化よりも安全対策だろう。  なお圏央道は、開通区間が増えるにつれ交通量も増加しており、すでに東北道から東名高速にかけては6万台/日前後に達し、週末等には自然渋滞も発生している。これは静岡県内の東名高速を大幅に上回る交通量だが、今回の開通後はさらに増加するだろう。  つまり、交通量の多い西側区間(4車線)では、付加車線設置などの渋滞対策を検討すべき段階に来ていると考える。 清水草一取材・文・写真/清水草一(道路交通ジャーナリスト) 【清水草一】 1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com
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