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SHOW-YA 伝説の北朝鮮ライブ2days at June 1991の衝撃――2人の日米ハーフ女性シンガーたち

<文/山野車輪 連載第7回>

伝説のジャパメタライブ in 北朝鮮 2days at June 1991


 最近、ミサイル発射や核実験など軍事的挑発を繰り返し、連日のように報道されている北朝鮮。拉致問題も解決しておらず、日本とは国交がない。当然、日本との文化的交流など皆無とみなさんは思われていることだろう。

 だが、何と、我らがジャパメタは今から約25年前の1991年6月、すでに北朝鮮に上陸していた。これは、伝説のTVバラエティ番組『ギミア・ぶれいく』の企画で、とあるジャパメタ・バンドが、北朝鮮に渡って2日間公演するというものだった。『ギミア・ぶれいく』は、大橋巨泉の司会で、筆者がリスペクトする藤子不二雄(A)も出演し、また番組内でのアニメ『笑うせぇるすまん』が話題となっていたことを思い出す。

 ライブを行ったのはガールズ・メタル・バンドのSHOW-YAだ。北朝鮮に国賓として招かれ、万寿台芸術劇場にて2日間ライブを行った。寺田恵子がバンドを脱退した後で、新ヴォーカリストに就任したステファニーと、ゲスト・ヴォーカリストに抜擢された沖縄出身の喜屋武(きゃん)マリーという2人の日米ハーフ女性ヴォーカリストを起用して北朝鮮ライヴは行なわ、その様子は、7月2日に放送された。

ステファニー在籍時のSHOW-YAのアルバム『Touch The Sun』(1995年)

 今回はこの日米ハーフ女性シンガーにスポットを当ててみたい。

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日米ハーフ女性シンガーの活躍

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ジャパメタの逆襲

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