エンタメ

SHOW-YA 伝説の北朝鮮ライブ2days at June 1991の衝撃――2人の日米ハーフ女性シンガーたち

『うる星やつら』の主題歌を唄ったステファニー

 まず、アニメ『うる星やつら』の主題歌(TVと劇場版の両方)を唄ったことで、オタクにも知られているステファニーを紹介する。1961年、日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれたステファニーは、1977年にカネボウ水着イメージモデルを任され、歌手としてもデビュー。彼女は、1985年に発表した2ndアルバム『HIDEAWAY』でへヴィメタル・シンガーに転向した。

筆者所有のステファニーのレコードやCD

 同作は、10曲中6曲がタイアップ曲で、曲のクオリティが異様に高い。アルバム冒頭を飾る「Survival In The Streets」は、メタル耳にはたまらない1曲。TVアニメ『うる星やつら』のオープニング・テーマ「Rock The Planet」も収録されている。  3rdアルバム『PINK NOISE』(1986年)は、アリス・クーパーのカヴァー「School’s Out」、FAST WAYのリー・ハートの曲も2曲収録されている。L.A.メタルの明るさも含みつつも、ヘヴィなアルバムだ。TVドラマ『ハーフムーン』主題歌に起用されたA面①「Burnin’ Up The Night」は、歌謡メタルのもうひとつの完成形と言えるだろう(歌謡メタルを代表する楽曲は、早川めぐみ「横須賀17エレジー」)。  彼女は、1991年にSHOW-YAのヴォーカリストに就任し、シングル「天使の炎 -Flame Of The Angels-」(1992年)を発表。1995年にアルバム『Touch The Sun』を発表した。ステファニー時代のSHOW-YAの楽曲は、ステファニーの個性の強さから、筆者にはSHOW-YAというよりもステファニーのアルバムとして聴こえてしまう。ステファニーは、翌1996年にSHOW-YAを脱退した。
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沖縄のハードロック・シーン
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ジャパメタの逆襲

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