恵比寿マスカッツ 1.5・明日花キララ、ラップデビューで「中国人に爆買いしてもらいたい」
先日、セクシーアイドルグループ「第2世代 恵比寿★マスカッツ」の解散が発表された。そして、新メンバーとして初代恵比寿マスカッツでも活躍したタレントのみひろを加えて、「恵比寿マスカッツ 1.5」として再始動することが明らかになった。さらに、保護者役として“PTA”が発足。メンバーには初代のRio、麻美ゆま、蒼井そらが名を連ねることになった。尚、冠番組がリニューアルされ、『恵比寿マスカッツ横丁!』として毎週水曜(26:35~27:05)に放送されている。
さて、そんな恵比寿マスカッツ 1.5だが、リーダーを務めているのは明日花キララ。番組内では“歴代で最もどうしようもないリーダー”とも呼ばれ、“金だけは持っている目立ちたがりのバカ女”と揶揄されることもあるが……なんとラッパーとしてもデビュー。専属ダンサーに吉澤ゲッスー友貴とスーブーを従えて、『CHAMPAGNE KING(シャンパン・キング)』が結成された。
まさに“バブル時代の生き残り”のような装いだが……聞きたいことは山ほどある(笑)。というワケで、本人を直撃! さらに、取材当日(10月2日)は彼女の誕生日。理想の誕生日デートや男性のタイプまで探ってみた。
シャンパン・キングのユニット誕生にあたり、作詞には「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)でおなじみの漢 a.k.a. GAMI、作曲にはヒップホップユニット「般若」としてデビューし、解散後も精力的に活動を続けるDJ BAKUが務めることになり、本格的なラップ・ミュージックとなった。
――もともとラップの経験はあったのでしょうか?
明日花キララ(以下、明日花):まったくありません。酔っぱらったときに、なんとなく韻を踏み出すようなヘンな人たちがまわりに多かったぐらいですかね。もともとライブのときに企画でZeebraさんの曲の替え歌をいきなりやれと言われて……でも、それをキッカケになんかイケるんじゃねって話になり(笑)。
――デビューにあたって、ヒップホップの曲を聞いたり、練習は結構されたのですか?
明日花:よくゲッスーブーと一緒に、女性ラッパーのちゃんみなさんカッコいいよねって話しています。練習は、ライブの前日とかはお風呂でもずっとラップを口ずさんだり。チョー巻き舌で! とはいえ、私なんかは素人で、ポッと出の人間なので、プロのラッパーの皆さんからしたら全然だと思うのですが。でも、漢さんとかには「意外とうまいね」って褒めてもらえることもあります。
――では、センスがあったということですかね。
明日花:ラップって、センスが重要らしいですよ。私自身はセンスがあるとは思わないんですけど……まわりからはそう言われます!
――実際にやってみて大変だったことはありますか?
明日花:じつは曲が出来上がったのが、レコーディングの前日だったんですよ。どう言い回せばいいのか、リズムをとればいいのか、難しかったんですけど。当日の現場で歌い込みながら完成に仕上げていくという。だから、いまは完全に自分のものになっているのでイイ感じに歌えますよ。
――現場ではラップの指導とか、漢さんやDJ BAKUさんのほうからなにかありましたか?
明日花:そうですね、漢さんは現場でも常にどっしりと構えて。まさに漢(おとこ)って感じ。基本的には寡黙で、時おり的確なアドバイスがくるみたいな。でも、とにかく漢さんはお弁当をよく食べる。4つとか普通に。私がケーキを差し入れしたら、それもペロリ。さらにアイスまで食べちゃう。逆に、BAKUさんのほうは、ちょっと猫背で、漢さんの指示を聞いてテキパキと動いている。なんかジャイアンとスネ夫みたいだなって見ていました(笑)。
――今回のラップは、お金や酒がテーマにもあると思うのですが、プライベートでは……。
明日花:やっぱりシャンパンが好きですね。てっとり早く酔えるので。あとは、友達と乾杯すると「イッキでしょ」みたいなノリがあって。気付くと泥酔していて。宅飲みをしたときは、住んでいるマンション内を深夜徘徊していたことがあります。警備員のおじさんが来ちゃって、ご迷惑をおかけしました。
――では、現実の生活も曲のイメージとぴったり?
明日花:いえ、そんなこともないですよ! とにかく夜遊びが好き、酒が好き、シャンパンが好き、目立ちたがりのバカ女、バブル時代の生き残りって、ヤバくないですか。でも……あながち間違ってない。ヒップホップな人たちに「生き方がヒップホップだよね」って言われることもありますよ。
――ライブ活動などもすでに行っていますが、手応えは感じていますか?
明日花:最近は、全身シュプリームみたいなストリートっぽい人たちも来てくれるようになりました。じつは番組が始まる前までは、私生活やプライベートなことって明かしていなかったんですよ。でも、たくさん番組のなかでいじってもらって、SNSをやるようになってからは、素の自分を出すことがいかに大事か実感しています。本当のヒップホップな人たちにとって、番組の企画でスタートしたユニットって「バカにしているんじゃないのか」と思われたり、受け入れられないのではないかと不安はありました。でも、少しずつヒップホップな人たちにも認めてもらえるように頑張っていきたいですね。いずれは『フリースタイルダンジョン』にも出てみたい。あ、でもフリースタイルは出来ないので合間のライブでお願いします!
「恵比寿マスカッツ 1.5」リーダー・明日花キララのラッパーデビュー秘話
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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『ASKA金(アスカマネー)』 とにかく夜遊び好き、酒が好き、シャンパン大好き、という明日花キララの特性を活かし“金だけは持っている目立ちたがりのバカ女"というバブル時代の生き残りのようなキャラがレギュラー番組「マスカットナイト・フィーバー!!!」やライブツアーで人気、話題となり遂にCDリリース! |
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