恋愛・結婚

2017年に被害者続出!合コンで“LINE交換した女子から返事が来ない問題”を解決する方法とは?

清潔感とは、ルールを決めることとモノを揃えること

 続いては、某官公庁職員のI氏(33歳)。早稲田大学商学部卒、結婚生活3年目、妻は妊娠9ヶ月。絶新婚生活真っ最中の彼だが、実態は「いい旦那」と週1~2回合コンに参加する「チャラ男」の二重生活を送るエリート最低公務員だ。  実はI氏、スマホは2台持ちで浮気相手用のLINE、さらにはカカオトークアカウントを持っているほどのマメっぷり。彼もまた「合コン中の時点でその後女性とのLINEが続くかは決まっている」と説く。 「ネットニュースの恋愛攻略系のコラム記事では、LINEの文章の返し方や、合コン中の言動に重きを置きがちですが、大前提として重要なのは清潔感。服装はスーツorオフィスカジュアル。合コン当日が土日でも、ワイシャツにジャケットを着ておけば服装がネックになることはまずありません。言動以前に見た目に資本を投下したほうが回収率(即ヤリ率)は高いです」  I氏は、具体的に買うべきブランド名をスラスラと挙げ始めた。

BARNEYS NEWYORKホームページより

20代ならばスーツカンパニーやスーツセレクト、ナノユニバース、ZARAで十分揃う。30代ならばバーニーズニューヨークやエストネーション、ユニバーサルランゲージあたりが無難ですね。ネクタイは二軒目の店でさりげなくブランドを確認してくるコがいるのでダンヒルあたりを身につけておきましょう」  その後もスラスラと“清潔感”という言葉を具体的に要素分解していくI氏。 「地味顔の人ならば髪型はショートツーブロックが無難。大事なのは、ツーブロックはバリカン部分が生え始めるとみっともないので2~3週間に一回は美容室に出かけることを徹底すること。さらに、いつでもキスできるように口臭はNG。僕はシキエンの舌ブラシを使っており、Amazonの定期便で自宅と職場に送っています。できればホワイトニングも月に3回はいってほしい」  さらに、そろえるべき女子力高めアイテムを教えてくれた。 「服に染み付いたタバコの臭いも女性に嫌われるもと。ZARAHOMEのフレグランスリネンスプレーか、ザ・ランドレスのファブリックフレッシュを職場と家に常備しておき、女性と会う前はスプレーしておくこと。清潔感とは、自分に課した生活習慣のルールとモノを揃えることと心得てください」  結局、テクニカルなLINEを送っても、気持ち悪い見た目と体臭が漂っていればすべては水泡に帰すというのがエリート最低公務員I氏の教えだ。

寂しがり系看護師には特に効く!モーニングボーナスを見逃すな

 最後に話を聞いたのは、週3回の合コンを継続的にこなしてきた慶應SFC出身のエリートチャラ男、Y氏(28歳)。丸の内勤務なのに小竹向原の1Kマンションで一人暮らしという庶民性を発揮する彼に(もちろん、あえてらしい)、LINE以前の重要なことを聞いてみると……。 「ナンパ師のTwitterをフォローするのが好きで、20人ほどフォローしていますが、彼らは異口同音にマメさが大事と言います。しかし、最近はマメさよりもLINEを送る時間のほうが大事ということに気づきました

残業中のOLへのLINEは返信率が高いという

 Y氏によると、LINEを送る時間が“死にアカ”にならないためのキーポイントになっているのだという。 「女のコがLINEを開いて返信率が高いのは圧倒的に夜。これは説明不要でしょう。しかし、その分ライバルも多い。僕が意識しているのは女性のリアルタイムでの心理状態。ダラダラ残業する総合職系OLのコには狙って21~22時の残業の時間にLINEを送ると返信率が高いですね」  Y氏によると、世の中の残業の大半は“ダラダラ残業”。時折スマホを見ながら、Twitterのタイムラインを適当に流し見しつつ、LINEを返しつつ、Excelを1時間でたった20行程度入力するという極めて生産性の低い作業が大半なのだとか。 「残業してる!というコにはあえて『すごい!めっちゃがんばってるね。本当は飲みに行きたいのによく我慢できてるね。仕事落ち着いたら今度ココいこう!』とそのコが喜びそうな日本酒が合う人形町や日本橋の渋めの和食居酒屋のRettyのリンクを送ります」  これには残業OLからの返信率はほぼ100%。彼女たちがたいして仕事をしていない証拠だ。結局、女性の気が緩む時間にLINEを送るのがもっとも有効な戦略というのがY氏の持論。 「これは不規則な勤務体系の看護師も同様。特に夜勤明けの6~10時くらいにLINEを送れば『夜勤終わり~!』と喜んで返事してきますよ。僕はこれをモーニングボーナスと呼んでいます。働く女性は抑圧状態にある時にもっとも飲みにいきたいと思う生き物なので、そのタイミングを狙ってLINEするべきなのです。“マメなLINE”は逆にウザすぎてダメです」  なるほど。2017年に勃発した女のコの“死にアカLINE増えすぎ問題”も、賢者たちの教えにより多少は解決できるかもしれない。合コン後のLINEグループには期待せずに、ストイックに女性を分析して向き合う男が2018年も勝ち組みになれることは間違いないだろう。<取材・文/日刊SPA!取材班>
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