エンタメ

春風亭昇太は旧車マニア「クルマは僕にとってオモチャ。運転より眺めているほうが楽しい」

 人気落語家として活躍し、現在では『笑点』(日本テレビ系)の6代目司会者を務める春風亭昇太師匠(58歳)は、知る人ぞ知る旧車マニア。もともとご自身が生まれた頃のレトロなものに強く惹かれるという師匠が愛してやまないのは、35歳のときに購入した、昭和42年式のトヨタパブリカ800だ。

「パブリカの好きなところは、やっぱりデザインのおもしろさ。今のクルマにはない、親しみやすさが感じられるでしょう。内装もいたってシンプルだし、ステアリングも細いところがいいですね」

 昇太師匠とパブリカの出会いは子供の頃。当時は憧れの存在だったという。

「というのも子供の頃、僕の家にはクルマがなくて、その当時走っているクルマを憧れの眼差しで眺めるばかりだったんですよ。特に昭和30年代から40年代のクルマには憧れていましたね。それだけに、僕にとってクルマはある意味乗れるオモチャのようなもので、運転自体はあまり好きじゃないんです。眺めているだけで満足できます」

 そんな運転より眺めているだけのほうが楽しいと話す昇太師匠は、愛車で高速を走ることも滅多にないもよう。クルマに乗るのは近所の買い物に利用する程度とか。しかしこのとき、なぜか男性から注目されることが多いそうだ。

「パブリカは近所まで買い物に行ったりするのに乗っていますが、妙にオッサンにモテるんですよ(笑)。走っていると前のクルマが急にスピードを落として、興味津々といった表情でこっちのほうを眺めてきたり。おかげで右折しようにもできなかったってことがありましたね。ちなみに旧車に乗っていても女性にはあまりモテませんが、時々クルマを見て『かわいい』なんて言ってもらえます」

 旧車の維持には何かと手間がかかるもの。昇太師匠もパブリカのメンテナンスに苦労されているに違いない、と思いきや、意外にもそんな経験はほとんどしたことがないそうだ。

「ウチのパブリカは壊れないんですよ。せいぜいオイル漏れがあった程度かな。製造台数も多いので、これまで部品に困ったこともありません。そう言えば、一度トヨタからリコールのお知らせのはがきが来たんですよ。忙しくてそのままにしておいたら、トヨタからメンテナンスの方が訪ねていらして、驚きましたね。リコール自体は大したことなかったんですが、日本の自動車メーカーさんはすごいって改めて感じました」

次のページ 
パブリカ以外に乗ってみたい旧車は?

1
2





おすすめ記事