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いま旧車が人気なワケ…R32スカイラインにプロも感動

昭和に誕生した国産の“旧車”を買い求める人が増えている。走らせるためにはそれなりのドライビング技術やクルマの構造の理解、さらには整備の技術、手間まで求められる旧車が、どうして再び脚光を浴びているのだろうか。そこには、単に「ノスタルジー」の一言では片付けられない理由があった──。

プロが感動した旧車は?


 昭和当時を生きた人それぞれに、きっと思い入れのある旧車の一台や二台は存在することだろう。モータージャーナリストの片岡英明氏は、個人的に感動した旧車について、こう話してくれた。

「クルマそのものが好きなので、どのクルマも好きですが、スカイラインには気持ちいいクルマが多いですね。ギリギリ昭和ですが、平成元年に登場した8代目のR32スカイラインは運転するたびに感動があります。そしてGT-Rよりも操る楽しさがあり、テクニックに応じて楽しめるのは、2リットルの直列6気筒ターボを積んだFRの2000GTS-tタイプM。オープンカーでは初代のロードスターでしょうか」

日産・R32スカイラインGT-R(1989年)

 これまでいろいろな旧車に接してきた片岡氏。総じて、「日本車は丈夫で信頼性が高い」と続ける。

「その場でレッカー待ちというトラブルはなく、なんとか修理工場までたどり着けています。また、ホンダS800や初代のスカイライン2000GT-Bなどに乗っていると、『新車ですか!?』『ガイシャですか!?』なんて尋ねられることもよくあるんですよ」

ユーノス・ロードスター(1989年)

 公道での注目度の高さは現行のどの車種の追随も許さない。そして自動車生活探検家の石川真禧照氏は、個人的にある旧車を探しているという。

「以前あまり知られていなかった頃は価格も3ケタに届かない程度だったんですが、最近の旧車人気で、このあまり知られていなかったクルマにも高値がつくようになってしまいまして……。車名を言うとさらに高くなるかもしれないので、ヒントだけ。そのクルマは昭和42年8月から約1年間、約2200台生産されました」

 値上がり期待も狙える旧車の魅力は、自分だけの一台を見つける喜びからすでに始まっているともいえるだろう。

― 懐かしの旧車が大集合 ―





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