26年間乗り続けているマツダAZ-1、R32 GT-Rへの回帰…「懐かしカー・オーナー」のリアル
平成最後の年末年始に向かって、巷ではちょっとした回顧ブームが起きております。そんななか行われた「大乗フェラーリミーティング」では、20世紀の懐かしいクルマ、いわゆる“懐かしカー”が大集合。中年カーマニアを歓喜させました。通勤の足にする人から、ほとんど乗らない人まで懐かしカー・オーナーのリアルに迫りました!
MJブロンディ改め永福ランプ=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
高齢化が止まらないニッポンですが、カーマニアの高齢化はもっと止まらない。なにしろ新規参入してくる若者がとても少ないので、現在はおそらく平均50歳くらいでしょう。クルマ趣味はほぼジジイ趣味。盆栽に限りなく接近していると見て間違いありません。
先日開催したワタクシ主催のイベント「大乗フェラーリミーティング」には、約200台のフェラーリ始め、いろいろなクルマが集まってくださいましたが、当然平均年齢は高かった。やっぱり50歳くらいだったでしょうか。
ところが! 平均年齢50歳をジジイ集団と思うなかれ。なぜって、日本人の平均年齢が46歳くらいだから! なーんだ、平均よりちょっとジジイなだけじゃんか。
で、今回のイベントのテーマは「20世紀祭り」。ちょっと懐しいクルマには、ほどよいノスタルジーとロマンがある。盆栽と同じで、新しいのより古いほうがグッとくる。ギラギラ感がないし、趣味としても高尚。そんな感じです。
マニアにとっては最新=最良なわけじゃない!
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