恋愛・結婚

恋が一瞬で冷めた男の部屋。“幼稚舎から慶応”ボーイの自宅にあったものは…?

 付き合うまでは知らなかった彼の実態を知ってドン引きする。それは往々にして恋人の家庭環境が明るみになった時や男の部屋に足を運んだ時に発生するもの。

「知り合った時はスペックは完璧、文句のつけようがないほどのハイスペ男子だった彼ですが、今はなんの未練もありません」。

 そう語るのは、大手町の大手人材会社の関連会社(資本金2億円、創立2001年、社員数139人、2018年5月現在)で働く楢崎悠子さん(29歳・台東区在住・専修大学卒・経験人数11人)。今から3年前に付き合っていた彼の“ドン引き”したあの日のエピソードを次のように振り返る。

専修大卒女子は慶応男のどこに不満があったのか


彼は慶應経済卒の“慶應ボーイ”。日東駒専卒の私を含むハイスペ男子好き女子たちの憧れでした。しかも、彼は天現寺にある慶應幼稚舎(附属の小学校)から慶應に通ったというサラブレッド。就職はうまくいかず、ややマイナーなIT企業に就職しましたが、四季報に載っている平均年収は870万円。決して悪くないスペックの男でした」

 そんな楢崎さんの彼氏のどこに“欠陥”があったのか。

「彼の家は、慶應幼稚舎からほど近い首都高天現寺出入り口からすぐ近くのビンテージマンション。家と言っても、一人暮らしの部屋ではなく、26歳の時点で両親と暮らしていました。アラサーに差し掛かる社会人にもかかわらず実家に暮らし、料理から洗濯まで一通りの家事を母親に任せているということを知ったのは、2回目のデートで中目黒のいぐちで焼き鳥を食べたとき。また、日吉と三田キャンパス時代を含めて今まで一人暮らしの経験がなく、実家にもお金を入れていないという事実を知って、少し”怪しいぞ”と思ったのは確かです

 すでに1回目のデートの時点で彼と体の関係はあったという楢崎さん。彼とベッドインしたのはセルリアンタワー東急ホテル。ラブホテルを選ばない点にも好感が持てた。それから2週間後、先述した中目黒の焼き鳥を挟んで、3回目の食事場所に彼が選んだのは築地の和食屋、佃喜知(つくきち)。26歳にしては渋すぎるセンス。同い年でここまでグルメに造詣が深い彼に楢崎さんは徐々に惹かれていった。

※写真はイメージです

「休日、彼の両親が日中出かけているので自宅に誘われました。天現寺のビンテージマンションと言えば、数十年経った今でも価格が変わらないことで有名。つい好奇心から、彼の家に足を踏み入れました」

ランドセル、タオル……次々に出される慶應グッズ


「確かに家は立派だった」と振り返る楢崎さんだが、やはり懸念していた光景が目に入ってしまった。自室に案内されると、彼からま『あ、これ』と、あるものを指さされた。

 それは、箱型のクリアケースに入れられた、慶應幼稚舎のミニランドセル。

「ミニランドセルとは、思い出の沢山詰まったランドセルを4分の1程度のサイズに小さくリメイクした、私立の小学校を卒業したコの親御さんが卒業記念に業者に作ってもらうもの。彼は慶應のエンブレムの刻印されたミニランドセルを、部屋の一番目立つ場所にトロフィーのように飾っていました」

 これぞ陸の王者の貫禄。

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手渡されたタオルには…

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