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「2度と顔も見たくない」と言って去った人を取り戻す方法――歌舞伎町10億円女社長

 その後、お店を気に入ってくれたBさんが単独で来店されるようになりました。私はその都度、Aさんにそのことを報告し、Aさんは大変喜んでくれていました。  それからBさんが単独で仲間を連れて来られることが多くなり、Bさんが来客されたときに「Aさんを呼ぼう」ということになりました。  BさんがAさんに電話して「いまあやかのところにいるんだけど、これから来れないか?」と言いました。

お店にやってきたAさんは開口一番…

怒る Aさんにとって、Bさんはすごく大切なお客様だったので、Aさんはすぐにいらっしゃいました。  しかし、Aさんはそのときから相当不機嫌でした。「こっちは別の接待で呼ばれてんのに、『来い!』って言われたら行かないわけにいかないだろ? おまえ、なんでそれくらい止められないんだよ!」と、第一声言われました。  それから、Aさんが日頃指名している女のコが、たまたまBさんの部下の席についていたので、私は「◯◯ちゃんは今日は彼氏のAさんが横にいなくて、ツマラナそうだな~」と大きな声で言いました。  すると、Aさんはさらにイライラした顔をしました。Bさんの会が終わったら、Aさんは速攻で帰って行きました。  このとき、私はAさんがすごく怒ってるのを知りませんでした。  Bさんはその後も、ちょこちょこ店に来られていたので「今日、Bさん来られました」と連絡しても返事がありませんでしたが、たまたま忙しいだけなのだと、あまり気にしていませんでした。

なぜAさんを怒らせてしまったのか?

 そんなある日、私は、Aさん指名の女のコにお話ししたいことがあると言われました。  聞けば、Aさんが私のことをボロクソに言っていて「あやかのことはもう嫌いだし、顔も見たくない。もう2度と店には行かない」と言っているというのです。  私は思わず「なんで?」と聞きました。  彼女が言うには、「あやかはAさんより、お金を持っているBさんに寝返った」「Aさん指名の女のコのことをAさんの彼女と呼んだのは嫌がらせ」「あやかのことはもう信用できない」と。
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信頼を失った相手へのリカバリー方法
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