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一流の稼ぐ男は「お金に旅をさせる」――歌舞伎町10億円女社長の教え

 こんにちは、内野彩華(うちのあやか)です。
クラブ

©igorska ※画像はイメージです(以下同じ)

 新宿・歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗経営する、年商10億円の歌舞伎町の女社長。そんな私が野心の大切さを説く、この連載。第27回は「お金には旅をさせよう」がテーマです。

お金の使い方に厳しかった両親

 今回はめずらしくお金の話をします。お金の使い方には人柄が出るといいます。  今までの私のお金にまつわるエピソードを通して「正しいお金の使い方とはなにか」について考えていきたいと思います。  うちの両親は父親が社長、母親が教員だったのでそれなりに裕福だったと思います。にもかかわらず、子供にはお金を本当にくれませんでした。  中学1年生のときのお小遣いは月1000円でした。  この1000円の使い道を「◯月◯日◯◯◯円」とお小遣い帳に全部書かなくてはいけなくて、しかも月末までにバランスよく使わなくてはいけませんでした。

あらゆる理由で減っていくお小遣い

お小遣い 正直、中学1年生になれば外食もし、カラオケにも行きます。  1000円は1日でも全然足りない金額でした。それでも毎月月末には、「◯月◯日、消しゴム98円、たこ焼き186円」などとお小遣い帳に記入して、それを父親に見せるのが我が家のルールでした。  毎月文句を言われました。  「この金額はおかしい」  「この日は買い物してないはず」  「バランスよく使っていない」  など、あらゆる理由をつけては毎月100円、200円とお小遣いを減らされていました。  ある月、父親から3時間説教されたあげく、減額されすぎて0円になったことがあり、私は父親に「もうお小遣いはいらないです」と言いました。
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水商売で知ったお金の「本当の使い方」
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