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カナダで大麻が合法化。日本はうるさすぎるのか?/ひろゆき

 そうやって考えると、変な脱法ドラッグや麻薬を蔓延させるより大麻のほうがマシだよね、、、となるのですね。タバコを吸う人が脱法ドラッグを吸う人より多いのと一緒で、何が入っているかわからない(※4)危険なものよりも、安くて安全が確認されてるものを使う人が多くなるのは普通のことだったりするわけで。  世界には大麻解禁で覚せい剤とかに手を出す人が減ったり、その税収が莫大な財源(※5)になっている事例もあったりもするんで、今後は大麻が解禁される先進国とかアメリカの州とかが増えていくと思いますけど、日本人は海外との接点のない人が多いので、そこらへんは遅れたまま進まないんでしょうねぇ。。。 ※1.ウルグアイ ’13年に大麻の栽培と販売が合法化され、’17年より薬局での販売が開始された ※2.大麻が合法な州 医療用として25州、嗜好用として8つの州とワシントンDCでの使用が認められている ※3.オランダの調査 オランダでは、ハードドラッグ(コカインなど)常習者数、麻薬使用による死亡数は増加していない。また、麻薬常習者の平均年齢が上昇していることから若者の使用者が減少していると見られ、ソフトドラッグ(大麻など)経験者がハードドラッグに移行する傾向は見られていない ※4.何が入っているかわからない 大麻に似た効果を持つ「脱法ハーブ」には、体への影響が不明な化学薬品を使用したものが多く、過去には使用者が死亡する例も ※5.莫大な財源 コロラド州のデンバーでは、’17年における医療用・嗜好用大麻製品の売り上げが5億8400万ドル。そこから、4470万ドル=約50億円の税収を上げている(1ドル=111円)
西村博之

西村博之(撮影/根田拓也)

【西村博之】 元ニコニコ&2ちゃんねるの管理人。米国最大の掲示板サイト「4chan」の現管理人。フランス在住も、月一くらいで帰国する42歳。「町中で通りすがりとかカフェの周りで大麻の匂いがしても驚いたりしない生活に慣れてしまったわけですけど、パリでは公式的に大麻は違法ですけど、実質、逮捕されないんですよねぇ」
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし

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