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ド底辺キャバ嬢 予想屋からボートレースの極意を学ぶ

ド底辺キャバ嬢 女舟券師を目指す<2>

 前回から始まりました、ボートレース初心者の元ド底辺キャバ嬢ことカワノアユミが舟券師になるまでの壮大な企画第2弾! 前回の記事の公開後、様々な反響をいただきありがとうございました! 知り合いからは『万舟券が当たった!』と写真付きで送られてきて、震えましたよ。私も早く万舟券とやらを当ててみたい……。ところでこの万舟券、コレ、なんて読むんですか?

 と、いうわけで再びやってきました。自宅から徒歩3分、愛すべき地元のボートレース尼崎。本日のレースは「尼崎市長杯争奪 尼崎城築城400年記念競走」。尼崎城とは阪神尼崎駅前にあり、1873年に明治の廃城令で取り壊された城のこと。現在は再建工事中で2019年の3月の完成を目指しているのだとか。散々、尼崎駅を利用していて、ある日突然城が現れたものだからビックリとしたことはさておき、今回は2度目のボートレース。前回は持ち前の勘とビギナーズラックで投資3000円が4600円の回収と1600円と微妙ながら勝つことができたのだけれど、今回は少し賭け方を変えてみたいと思います。そこで、今回の担当編集T氏から指令はこちら。

 その指令がこちら。
・場内の予想屋から予想を買ってみる
・予想屋にボートレースのイロハを聞いて舟券を買う
・軍資金は前回と同じ3000円まで!(もちろん自腹……)。

 指令を受けて「りょーーーーーかい!」と元気よく返したものの「ん? 予想屋って何? どこにいるのよ?」と思い担当Tに「予想屋ってどこにいるんですか~」と電話すると、「それを調べるのもカワノさんの仕事でしょ? ガチャ!」とわずか2秒でガチャ切り。いつか東京に行って引っぱたいてやりたい……。

う~~~ん、それにしても予想屋って何なの? ボートレース場に主みたいなオッサンがいるとか? そんなの探すの不可能だろ! なんて不安を抱きつつ場内に入ってみると、それはすぐに姿を現した。

予想屋

思わず聞き惚れてしまった、予想屋のおっちゃんたちの前口上。おまけに当たったし、言うことなし!

『あたりや』『大吉』、縁起の良い言葉が書かれた出店というかブースの数々。なるほど、これが予想屋なんでしょう。では、さっそく予想を買ってみようと思ったのですが、念のため「予想屋さんですか?」と確認するとおっちゃんは「はいよ、100円ね」と言われてに紙を渡された。予想屋ですか?の問いに、100円を要求されて、これまた払っちゃう私もどうかと思うのですが、結果オーライってことで。そして、もらった紙を見ると書いてあったのは……。

「3=1、6」

 何これ、なんかの暗号? 前回、連単や連複は覚えたけれど、記号はド忘れした私。コッソリ予想屋のオッチャンに聞く。

「これ、3連複?」
「2連複やね、3連複ならこの数字やね」

 なるほど、ではオッチャンを信じて賭けてみようじゃないか。まずは何でも、規則通りにやってみるのが大切なのよ! とはいえ前回は一発目から1000円ずつ賭けて編集担当に怒られたので、ここは慎重に500円ずつ賭けてみることに。と、いうわけで本日一発目、第7レースの予想がこちら。

2連複1=3
3連複1=3=6

 ちなみに前回行った後に調べたのですが、ボートレースでは内側を走るインコースが強く、外側に行けば行くほど2連対率、3連対率ともに低くなる傾向がある……らしい。うん、これなら勝てそう!

 そしてレーススタート! 1番、早い! 6番も早い! ただし3番は……ああッ! 2番に抜かれている! がんばれ…… しかし、結局3番が巻き上げることはなく、そのまま順位は1-6-2のまま決定したのでありました……。しまった、こんなことなら予想屋の組み合わせを参考に『1=6』も買っておけば良かった。でも、1-6の倍率は1.8倍と低め。なるほど、これが人気の選手ということか。

 ひとつ賢くなり、気を取り直したところで次のレースの予想を始める。次は、さっきと違う予想屋から買ってみることに。予想屋の紙に書かれているのは「1=3、6」……。ん? さっきとそんなに変わらない気がするぞ……? でもさっきは2組しか賭けなかったけれど、今回は『数打ちゃ当たるだろう作戦』で紙を参考に予想してみた。

2連単1-3、1-6
2連複1=3、1=6
3連複1=3=6

 賭け金は各300円。第7レースで1000円も使っちゃったからね……。まぁ、これだけ賭ければどれかは当たるでしょう。そして第8レーススタート! 1番早い! 3番も早い! そして6番も早い!! まさに完璧、ドンピシャ!!

 結果、1-3-6でなんと5枚中3枚が的中! 1500円が5280円に。やはり堅いところを少しずつ狙ったほうがいい気が……する! ラスト、第9レース。すでに2600円使ってしまった私に残された軍資金は僅か300円。最後だし負けてもいいか~と再び予想屋へ。しかし、その紙に書かれてあったのは「6-5、6-2」。あれ? 6号艇? ボートレースって内側が強いんじゃないの? 予想屋さんも大胆なことするなぁ~~~と思ったのですが、まぁ100円ずつなので、そのまんまの組番を買ってみることに。

 しかし、そんなに甘くはないのはボートレースも人生も一緒。第9レースの結果、1着2番、2着3番、3着6番で惨敗。予想屋さんの予想、惜しいのか惜しくないのか……微妙ですね。まぁ、200円しか賭けてないしよしとするか。と、いうわけで今回の結果は投資3000円(うち予想屋3回利用×100円の300円含む)で5280円の回収! 2280円のプラス! あれ、前回よりも微妙に勝ててない? あたし、けっこう素質あるんじゃない?

 さて、今回は初めて予想屋を使ってみたわけですが、買い目のみシンプルに書いてあるので、素人でも舟券を買いやすくなるようです。そしてやっぱり百戦錬磨の予想をしてきただけあって、勝ちやすくなる……ような気もします。個人的にはまったくの素人の人には予想屋さんを活用するのはオススメです。ただし、最後の第9レースのように急に冒険した予想を出してくることもあるので自分でもしっかり予想しようと思いました!

《次回の目標》
・オッズから予想してみる
・尼崎ボートレースの特徴を勉強する
・おっちゃんと和んで必勝法を伝授!(次は必ず……!)

勝利の美酒に酔いながら、ボートレース観戦!


勝SPA!

東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは @ayumikawano





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