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ピエール瀧はなぜ…元薬物依存の女性が語る、コカインの危険な魔力

 ミュージシャン・俳優のピエール瀧容疑者が、世田谷区の自宅でコカインを吸引したとして逮捕された。


 そのニュースを見て「コカインは他の薬物に比べてハマりやすいです」と話す女性がいる。水田チカさん(仮名・30歳)だ。水田さんは10年ほど前までコカインを筆頭に様々な薬物を使用していたという。中でも特にハマったというのがコカインだったというが、そのきっかけは何だったのだろうか。

トランス系のパーティーをきっかけに


クラブ

写真はイメージです(以下同じ)

「最初のきっかけはクラブで行われる、トランス系のパーティーでした。当時は今に比べると様々な薬物が出回っていてMDMA、マジックマッシュルームなど色々ありました。初めは渋谷で買える合法の薬物を使用していたんですが、いまいち効果が悪くて。テンションが低かったりするとバッドトリップ(精神的に落ち込んだり、体調がわるくなること)したりするんです。それで吐いたりすることもあって、そんなときに友達に勧められたのがMDMAでした」

 MDMAとは覚醒剤のメタンフェタミンの芳香環にメチレンジオキシ基を導入した合成麻薬で、エクスタシーという通称で知られている。水田さんが行っていたトランス系のイベントでは、MDMAを使用する若者が非常に多かったという。

「最初にMDMAをやったとき、とにかく周りがキラキラ見えてテンションが上がっていくのが分かりました。その日からガッツリハマってしまいましたね。友達が紹介してくれた売人から購入し、毎週イベント前に購入していました。当時はLINEなどもなく売人とはメールでやり取りしていたのですが、薬物を初めてから被害妄想が激しくなってしまって。誰かにメールをチェックされるんじゃないかと常に怯えながら『玉』とか『×(バツ)』など、隠語でやり取りしていました」

 水田さんはそこから様々な薬物を試したという。

MDMAよりもコカインが体に合った


薬物 「MDMAだけじゃ効果が長時間持たないんです。トランスのイベントって一晩中踊った後、アフターパーティーといって朝から昼頃までやる他のクラブに流れるんですが、MDMAの効果はせいぜい5時間ほど。それを持続するために、途中で他の薬物を吸引していました。たとえば、今では違法になってしまった赤玉(正式名称エリミン錠、ニメタゼパムという睡眠導入剤の一種)や、ケタミン(アリルシクロヘキシルアミン系の解離性麻酔薬)などです。赤玉は脱力系で、ケタミンはシンナーのようなクラッとした感覚になるんです。

 色々混ぜている中でも特に私がハマったのがコカイン。コカインは鼻から吸引するのですが、テンションがめちゃくちゃ上がって身体が軽くなった気がするんです。あまりにも気持ちよくて、永遠に動ける気がしてしまうんです。だからそれ以降は、コカインに乗り換えました。マリファナも試してみたけれど、これは逆に動けなくなってしまうのでクラブには不向きでしたね」

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気分の浮き沈みが激しくなり…

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