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ピエール瀧はなぜ…元薬物依存の女性が語る、コカインの危険な魔力

気分の浮き沈みが激しくなり…

 それから2年ほどコカインを中心に薬物に溺れたという水田さん。その間の生活はどのようなものだったのだろうか。 「薬物をやるのは基本週末だけだったのですが、やっていない日でもとにかく浮き沈みが激しくて……。何もないときでも幻覚が見えるなどフラッシュバックを起こすこともよくありました。あとは当時、夜の仕事をしていたんですが、面接のときに異様にテンションがあがってしまい不採用になるのもしょっちゅう。  多分、周りから見ても私が薬物をやっていることはバレバレだったんじゃないかな。あまりにも浮き沈みが激しいので、ケンカして疎遠になった友人もいますね」  そんな水田さんがコカインをやめたきっかけは、経済面と、破滅していく友人を見たことだったそう。 「効き目が薄れてきたことが一つ。体が慣れてきてしまったのかな。2時間ほどで切れるようになったんです。いくらやっても効かなくなってお金ももったいないので、もうやめようかと考え始めました。あとは友人の影響が大きかったです。彼女は私よりも薬物にハマっていて、ある日窓からいきなり警察が侵入してきたと言っていました。その子は傍から見ても言動がおかしくて、話してる内容が支離滅裂。その様子を見たのも、やめるきっかけになりました」  薬物の公訴時効は7年。10年経った今でも水田さんはいまだに使用していた頃のフラッシュバックの夢を見るという。薬物依存から立ち直るのには、長い時間がかかるのだ。<取材・文/折原ユウ>
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