ピエール瀧逮捕の次は…?マトリvs.組対の“捜査合戦”の舞台裏
ピエール瀧のコカイン逮捕から3週間がたつが、次に逮捕される可能性のある芸能人について、週刊誌やネットで複数の名前が挙がっている。その裏には、違法薬物捜査のプロフェッショナル集団である厚生労働省・麻薬取締官(マトリ)と、警視庁・組織犯罪対策5課(ソタイ)の攻防がある。薬物事犯の検挙をめぐって、互いのメンツをかけた“捜査合戦”を繰り広げてきたのだ。
「近年は、歌手のASKAや元巨人の清原和博氏ら大物を次々と挙げた組対5課が存在感を際立たせていた。対するマトリは、目立った成果を出せていなかったが、今回、ピエール瀧という大金星を挙げたことで復権を印象づけましたね」(全国紙社会部記者)
危険ドラッグ撲滅では、合同チームを結成したこともあるが、’16年に関係が一気に緊迫化した。
「当時、組対5課がマトリの40代の取締官を犯人隠避などの容疑で逮捕したのです。マークしていた密売人がこの取締官の捜査協力者だった。密売人の逃走を手助けしたという容疑でした」(同)
自分たちの“持ち場”が荒らされた組対5課がマトリに意趣返しをしたという見方も当時あったという。違法薬物の根絶に心血を注ぐ両者だが、水面下では知られざる暗闘を繰り広げていたのだ。
現在、メディアでは、「次にマトリが狙っている有名人」や、「組対5課がターゲットにしている芸能人」が取りざたされている。歌姫だとか大物プロデューサーだとか、真偽不明の報道がされているが…。
両組織のメンツをかけて、有名人の薬物スキャンダルが遠からず明らかにされるかもしれない。
※週刊SPA!4月2日発売号「芸能界コカイン汚染、次の大物」より
文/週刊SPA!編集部
「マトリvs.組対」仁義なき戦い
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