一方、相手男性にも彼女が婚約後もそれを知ったうえで関係を続けていたことがわかったため、こちらは弁護士を通じて慰謝料100万円を請求。すぐにお金が振り込まれ、直筆の謝罪の手紙を送ってきたという。 「お詫びの言葉ともに《彼女とは二度と会わない》と書いてありました。どうも彼にとって彼女はただの遊びみたいだったようです。彼女から『アンタのせいで彼に捨てられた！　どうしてくれるのよ！』ってLINEが届きましたから。いい気味ですよ。その後も復縁を求めるメッセージがしつこく届き、ウザかったので最後はブロックしてやりましたけどね」 　また、彼女がほかの男性に乗り換えようとして婚約破棄になった話は、当然彼女の友人たちにも知られることとなる。岡原さんに対する恨み節ばかりで反省するそぶりすら見せない彼女に呆れ、縁を切った友人も多かったそうだ。 「ただ1人だけ『許してあげて』と言ってくる彼女の友人がいて、『浮気をしたのは彼女だとしても岡原さんにも責任がある』って。開いた口が塞がらないというか、私に何の責任があるんでしょうか？　こっちは浮気された側なのに本当にカンベンしてほしいですよ」 　とんだ災難だったが、結婚前に別れることができたのはまだ不幸中の幸いだったのかもしれない。＜TEXT／トシタカマサ＞
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。