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1000万円超えのポルシェ、値切ったらいくら安くなる? 交渉した結果は…

中古車の値切りは新車の真逆が狙い目

 最後のターゲットは堅実に中古車。果たして値切りのコツは? 「車種は昨今あまり人気がないセダンで、特に排気量が大きい車種が狙い目。あればラッキー程度ですが、スポーツ車専門店に置いてあるファミリー車など、“○○車専門店”にある専門外の車も値切りやすいです。  店は大手よりも個人店などの小規模店、特に郊外や地方のお店は、駐車場から早く在庫を処分したいという気持ちが強いため、交渉しやすいですね」  車体価格以外も交渉材料に。 「中古ナビや中古タイヤなどの付属品、コーティングなどの工賃を交渉するのも手ですね」  記者は事前に中古車情報サイトで狙いを絞ったトヨタのクラウンを値切りに販売店へ。すると、リサーチした段階では93万1310円だったのが、訪店したときには週末キャンペーンで79万7810円まで下がっているではないか。  「大きく下げたばかりなので」と言われて交渉は難航し、1時間以上粘ったのだが、支払い総額79万円と、7810円の値下げにとどまる結果となった。狙いのつけ方は正しかったとはいえようか。
中古車

※写真はイメージです

<値切りのポイント> ・中古車は郊外、地方の小規模店で交渉 ・新車は人気車、中古は不人気車が狙い目 ●新車 221万4000円⇒170万円 店が目当ての車種の在庫を持っているかも要確認。受注生産になると、そもそも増税前に間に合わない可能性がある ●中古車 79万7810円⇒79万円 当然ながら、売れ残っている期間が長い車ほど交渉は有利になる。同車種を複数置いている場合はチャンスが大きい 【自動車ライター・小鮒康一氏】 大手自動車関連企業を経てフリーに。国産車、輸入車からパーツ、レンタカー事情まで幅広い知識を持ち、多数のメディアで執筆する ※消費税8%での購入期限は各販売店にてご確認ください。車庫証明など必要書類の準備期間も必要になります。ご注意ください ※2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります。車種による違いなど総務省のページをご確認ください <取材・文/週刊SPA!編集部>
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