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1000万円超えのポルシェ、値切ったらいくら安くなる? 交渉した結果は…

 2度にわたって延期されてきた消費増税もついに実施のとき。来る10月に入る前にお得に買い物を済ませるべく、取材班が直接現場に赴き、値切り交渉をしてきた! 今回は新車と中古車。国産車だけでなく1000万円超えの高級外車・ポルシェではいくら安くなったのか、値切り交渉してみた結果は―― 新車

値切り交渉で狙うべきお店

 ステータスでもあり家族旅行の際も便利なクルマだが、購入費はどうしても高額。そこで、新車と中古車をそれぞれ値切るべく、自動車ライターの小鮒康一氏にアドバイスをもらった。 「9月は増税前というだけでなく決算期でもあるため、各社販売目標に到達すべく、値切り交渉がしやすい時期です。もちろん乗りたい車種を買うのが一番ですが、新車購入で狙い目なのは不祥事があった日産か三菱。そのなかでもnoteは人気車種で市場にたくさん出回っているため、値切りのチャンス大。一方マツダは、一時期、値下げしまくっていたことが響いてブランド価値が下がってしまっており、その復興のために値切りにはなかなか応じてくれません」  では、狙うべきお店は? 「どのディーラーでも構いませんが、可能なら何店舗か回ると、ノルマを達成して余裕な店とそうでない店で値切りやすさが変わりますし、競合させることもできます」  交渉は“即決する感”が重要。 「具体的な予算を伝えることと、小技ですがハンコを持参してチラつかせて買う気を見せましょう。また、今のタイミングなら『増税前になんとしても買いたい』と伝えると効果が大きいと思います」  教えを実践するべく日産の販売店を訪問。支払い総額221万4000円のnoteにアタリをつけ、早速スタッフに声をかける。増税前に購入したい旨を伝えると、「実はウチも早く売ってしまいたくて、本日購入していただけるなら170万円まで下げます」と、簡単に50万円引きに成功した。

総額1056万円、ポルシェの値切りに挑戦

ポルシェ

1000万円のポルシェの値引き額は…

 それではいよいよ、高級外車・ポルシェの値切りを実施。一応スーツを着て出向き、支払い総額1056万5605円のマカンで交渉してみた。  キラーフレーズの「増税前になんとしても買いたい」を伝えて粘ると55万円の値下げに成功し、支払い総額1001万5850円に。ビビる必要はないのだ。  購入してオーナーになると、今度はお店から割引の案内のDMが届くようになるという。実は輸入車であろうとも値引きの土壌はあるのだ。
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中古車の値切りに挑戦
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