30年間、同じ女性と不倫してきた男「相手の子供の成長を聞くのも楽しい」
既婚者にとって、過去の恋人やセックスフレンド、遊び仲間の存在はほとんど消えているはずだ。現在の家庭を壊したくないという心理から、思い出として心の奥にしまっておくのみ。女性の場合は、友達としての関係さえも避ける傾向にある。
家庭内別居中の40代夫婦が離婚したくてもできないワケ
20年前の阿部さんは月に一回、札幌出張があった。出会い系サイトで札幌在住の女性と知り合い、次の出張の際にランチの約束をした。ちなみに阿部さんは当時、結婚をしたばかりだった。この時代、携帯電話の通話料金は高かったので、メールで頻繁にやりとりをしたという。
「気に入られるコツは女性が話したいこと、答えたいことに話を振り、聞き役に徹することなんです」
マメにメールでやりとりしたのち、彼女と待ち合わせた5月。当日の札幌は晴れていたという。待ち合わせ場所にはモデル系の綺麗な女性が立っていた。それまで出会い系で遊んだことはあったが「ロクなのが来たためしがなかった」と話す。他の誰かと待ち合わせているのだと思いメールをすると、その女性が携帯を取り出した。
それがA子との出会いだった。年齢は10歳年下。二人でランチを食べに行った。ここで終わりかと思いきや向こうから「今日の夕食は誰かと約束があるのですか? もし良かったら夕食もどうですか?」と誘われた。
「それから肉体関係はなかったのですよ、月に一回の札幌出張の時、食事や酒を飲む関係になっただけです」
そして知り合って半年後には自然に男女の関係になる。A子はアパレル関係に勤めていて性格は社交的。阿部さんにとっては不倫だが、奥さんとは夜の営みは皆無だし、A子には既婚者だということは伝えてあったという。
月1の札幌出張で美女とアバンチュール。相手は“大人の対応”で余計なことは言ってこないし、仲が良い飲み仲間みたいでもある。A子の実家まで車で行き、向こうの家族と食事もしているという。筆者はそれを聞き、なにやっているのだか……と思った。
「僕は、昔から関係のある女とずっと付き合いがありますよ」
そう話すのは東京都在住の会社員、阿部さん(仮名・49歳)だ。なんと、彼は既婚者にもかかわらず、20代の頃から20年、さらには30年に渡って同じ女性とW不倫関係を続けてきたそうだ。
【前回記事】⇒
不倫相手とは約20年の付き合い
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