更新日:2023年05月07日 13:37
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竹鶴21年、余市10年…北海道余市蒸溜所を日帰りで楽しむ方法

安価で貴重なウイスキーを楽しめる試飲を満喫!

 さて、お次は待ちに待った試飲です。ウイスキー博物館の中にあるウイスキー倶楽部で有料試飲できるのです。試飲したのは、竹鶴17年、竹鶴21年、今はなき余市10年、そしてイチオシだったシングルカスクの余市10年。これは、特定の1樽から瓶詰めしたもので、1本1本味が異なります。まさに、一期一会です。  久しぶりに飲む竹鶴21年は素晴らしいの一言。余市10年は懐かしく、早く復活を期待したいところ。シングルカスク余市はパワフルで重厚でした。

ウイスキー博物館では貴重な資料がたくさん見学できます

有料試飲では貴重なウイスキーを安価に楽しめます。こんな贅沢ができるのも蒸溜所ならではです

 その後も終売品を楽しんで、余市蒸溜所にお別れを告げ、札幌に向かいます。帰りのフライトまで時間があるなら、すすきののバーでウイスキーを楽しんではいかがでしょうか。すすきのには、カジュアルからオーセンティックまで、たくさんの素晴らしいバーがあります。  今回は飛行機の時間との兼ね合いで、18時になると同時にザ・ニッカバーに伺いました。その名の通り、ニッカウヰスキー製品の品揃えが充実しているのが特徴です。  近年のジャパニーズウイスキーブームでも在庫を一掃しないようにコントロールしているので、今でもレアなウイスキーを楽しめます。今では手に入りにくい、余市の10年と12年、15年、20年を同時に注文して並べて飲むという贅沢もしてみました。さすが現地のバーだけあり、余市蒸溜所の小ネタを聞けるのも面白いところです。

まずは「鶴」からスタート。シガーもいただきました

余市の10年から20年までの並べ飲みという、贅沢の極みを堪能しました

 平日、有給休暇を取って、1人で北海道に突撃すれば、めくるめくウイスキー漬けの1日を楽しめます。必ずや、大満足のエクスペリエンスを得られることでしょう。仕事のストレスでちょっと疲れてしまったなら、ぜひ検討してみてください。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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