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塩ラーメンにモチモチ極太麺がこんなに合うとは!新感覚の幸せ/麺と未来(下北沢)

スープにメンマ。隅々まで計算された一杯

麺と未来_メンマ

メンマからは柚子の風味が溢れる

 スープはお出汁のやさしさが沁みます。これは太麺に合うよう、鶏出汁と和風出汁をミックスしているそう。ただやさしいだけじゃなく、このほどよいオイリー感が、ラーメンであるということを教えてくれています。そしてこのスープ、無化調のため味のブレを抑えるべく、直火にかけることなく、湯煎で温めて提供しているとのこと。ひと手間の愛です。  またスープのタレには鮎魚醤という醤油を使っているんだそう。塩ラーメンなのに醤油。これを使うことで、塩味だけだと尖った味になるところに、奥深さや香り高さを出しているとのこと。  また、メンマは一見すると普通のメンマですが、なんとなんと柚子の味付けなのです…!やさしいラーメンに颯爽と現れる柚子の爽やかさ、すんごい…。なんの邪魔もしません。平和な一杯です。柚子の果汁感を強く出しすぎず、柚子のもつ清涼感を感じられるような味付けにこだわったそう。

太麺のヒントはなんと「博多うどん」

 たくさんの工夫が散りばめられたこのラーメン。ぜったいに気になりすぎる、やわ太麺を作った理由について、店主・市川さんにお話をいただきました。 「塩ラーメンは細麺のイメージがありますが、実は柔らかい太麺とも相性がいいんです。けれども、太麺で塩ラーメンを提供しているお店は少なかった。そこで太麺の塩ラーメンの魅力を伝えたいと思いました。」  この太麺の原点となったのは、市川さんが博多でたまたま食べた「博多うどん」なんだそう。「うどんの食感って弾力のあるものをイメージするかもしれませんが、博多うどんってコシを出しすぎないふわふわした食感なんです。博多うどんの中でも、打ち立てでうどんを提供する店があり、この店の麺をラーメンに使えないかと思い、試行錯誤しました。その結果たどり着いたのが餅小麦でした。」とのこと。  店主の市川さんは、元々ラーメンが大好きで、ラーメンの食べ歩きやラーメン店のアルバイトをしていたそう。そんなときに行きつけの珈琲屋のオーナーにラーメンへの愛を語っていたところ、「ラーメン屋をやらないか」とオーナーから提案が。そしてオーナーが出資する形で開店することになったとのこと!市川さんの凄まじいラーメン愛がご縁を引き寄せ、今は市川さんがその愛を提供する側になっているとは、ほんと愛しかないです。  「麺と未来」の店名の通り、これでもかとラーメンの未来を感じさせられるお店。店主さんの愛が詰まった一杯を心の底から愛したいです。  ごちそうさまでした。 <TEXT/麺すすり子>
ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる
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純手打ち 麺と未来
東京都世田谷区北沢3-25-1 シャトルヒエイ1F

【営業時間】11:30〜14:30/18:00〜21:00
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