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2時間1万円の“ギャラ飲み”女子、手取り月収100万円超の給与明細は…

 従来にはなかった稼ぎ方で大きな利益を上げる女性たち。目まぐるしく変わり続ける世相の流れを読み切り、自らの才覚と努力で驚くほどの結果を残した彼女たち。今回は隆盛を極める“素人キャバクラ”ギャラ飲み編。彼女らの懐事情とは?
ギラギラ女子のマル秘給与明細

ハルカさん(仮名・28歳)

●ハルカさん(仮名・28歳)……ギャラ飲み歴は7年。年々、自らは現場に赴かないギャラ飲み仲介の機会が増えているとのこと。「いかに効率よくお金を稼ぐかを考えるのが何よりも好きで、収入の計算をしているときが一番幸せな時間です(笑)」

ギャラ飲み仲介も手がけて月に100万円超を荒稼ぎ

 華やかな風貌が人目を引くハルカさん(仮名・28歳)。そんな彼女は自身がギャラ飲みに参加するだけではなく、最近では女性の仲介や統括も担当。界隈では“ギャラ飲みの女王”として知られる。 「もともとニートで暇だったんで、よく飲み会に行っていたんです。そこで帰り際にタクシー代をもらっていました。ギャラ飲みという名称がついたのはここ3~4年。  最初は呼ばれて行くだけだったけど、『師匠』と呼んでいたお姉さんが結婚を機に引退、それをきっかけに“お兄ちゃん”を紹介してもらい、引き継ぎました」  彼女が“お兄ちゃん”と呼ぶのはギャラ飲みの上顧客たち。その多くが40代半ば以上だが、親しみを込めてそう呼ぶとのこと。
ギラギラ女子のマル秘給与明細

ギャラ飲み相手は常連からの紹介で集客するハルカさん。「羽振りごとにスマホも替えて管理しています」

「相場は2時間1万円。たまに羽振りのいい人もいて、これまでにもらった最高額は2時間7万円。もちろんHなサービスは一切しません(笑)。会社員相手だと増額は望めないけど、富裕層相手に盛り上がると約束の額以上くれたりもします」  現在も週3~4回はギャラ飲みに行き、多いときは一晩で3軒以上をハシゴすることも。 「月収は100万円前後。年末などの繁忙期はやっぱり増えますね。ただ、最近は私が行ききれないので女のコの仲介の割合が大きくなっています。ギャラ飲み代とは別に女のコ1人の紹介料は5000円。6対6だと3万円もらえます」  さらに最近では、より効率のいい“ステルスギャラ飲み”にも力を入れているとのこと。
ギラギラ女子のマル秘給与明細

「長く続けるコツはいかに紹介者を増やすか」とのことで自らギャラを上げる交渉はしない

「提携している飲食店がいくつかあって、そこで飲み会を主催。売り上げの40%をバックしてもらっています。男性陣は余裕のある方ばかりですし、お店側もその懐事情を知っていて高いボトルをしっかり勧めているので、一回の売り上げが20万円を超えることも珍しくありません。  私はそのバック分から女のコにタクシー代として5000円ほどを渡すんです。それ以外に男性から手当がもらえることもあるけど、表向きはただの飲み会。お金はあるけど、プライド的にギャラ飲みは嫌だって男性もいるんで。一番手間がかからず、効率がいいので、提携店を増やすのが今後の目標です(笑)」  年末・年始もハルカさんは仕込みに余念がない。

<ハルカさんの10月の給与明細>

・手取り収入 105万円 ・実働時間 60時間 ・勤務日数 23日 ・休日数 8日 ・時間単価 1万7500円/1h <取材・文/週刊SPA!編集部>
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