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商業施設の禁煙で飲食店の売り上げ2割減!

― 禁煙ファッショが日本経済をダメにする!(6) ― ◆条例本格施行後の神奈川飲食店の現状とは? 条例施行から約1年、神奈川県の飲食店はどのような経営状況に陥ったのか。その悲惨な現状を直撃取材する! ◆商業施設の禁煙決定で、売り上げが2割減!

現在ランチを取り入れて積極的に店の改善を行っている鈴木さんだが、店の不安定な経営状況は続いている

  100平米以下であっても、条例施行がきっかけで禁煙化する店が後を絶たない。鈴木秀和さんが店長を務める喫茶店は商業施設の中のテナントのひとつ。しかも、その一画は分煙が難しいオープンスペースにあったため、昨年から禁煙になってしまったという。 「喫煙を可能にするにしても、仕切りを天井まで伸ばしたり、施設の外に排気を促すための工事が必要。そもそも、周りのテナントから承諾を得なければいけないですし、現実的には不可能ですよ」  しかし、この店はもともと喫煙者をターゲットにしていた店舗。条例施行後は月を追うごとに売り上げが減っていってしまったとか。 「昨年4~5月は1割程度のマイナスで済んだのですが、6月以降は2割にまで低下。その結果、昨年だけでも1000万円以上の売り上げダウンですよ。不況に加えて震災のこともありますし、今も売り上げ回復が難しい状況です」    タバコが吸えない飲食業界には、明るい未来はないということか!?
飲食店,オープンスペース

オープンスペースとはいえ、強力な換気設備があるため煙が外に漏れることはないのだが……

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