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BiSHのアイナ・ジ・エンド、一目置かれる理由は「なんでもやる」精神?

 “楽器を持たないパンクバンド”の異名を持つガールズグループ・BiSHが世間に注目されるようになって久しい。先日、所属事務所WACKが主催する全国ツアーが新型コロナウイルスの感染拡大に伴い公演中止となったが、無観客ライブを行い、その様子をニコ生やYouTubeで配信。  最近では彼女らの楽曲がCMソングに起用されることも多く、昨年秋には『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で放送された“BiSHドハマり芸人”企画がTwitterでトレンド1位を獲得するなど、もう無視できない存在になっている。
BiSH

すでに時代を代表するグループになりつつあるBiSH(写真はBiSH『THE GUERRiLLA BiSH』CDジャケット)

 BiSHは、2015年3月に結成。前進のガールズグループ・BiSの解散から半年が経った頃、“もう一度BiSをやる”というコンセプトでメンバーが集められた。インディーズ時代は、メンバー全員が馬糞を浴びせられるMVを公開するなど、奇抜なパフォーマンスで反響を呼んでいる。  そんなBiSHのなかでも特に目立っているメンバーは、アイナ・ジ・エンドだろう。可愛らしいルックスの持ち主なので、一見“流行りのアイドル”かと思いきや、実はクリエイティブなセンスに溢れた努力家なのだ。今回は、そんなアイナ・ジ・エンドの魅力に迫っていきたい。

存在感のあるハスキーボイスで周囲を圧倒

 アイナについて語るとき、まず特筆すべきはその歌声。アイナの特徴的なハスキーボイスは、グループのなかでも際立ち、なんとも言い表しがたい不思議な魅力でリスナーの心をつかんでいる。  BiSHでの活動のかたわら、MONDO GROSSOの楽曲『偽りのシンパシー』や、hideトリビュートアルバム『hide TRIBUTE IMPULSE』、ディズニーのカバーアルバム『Thank You Disney』などに、ボーカリストとして次々に参加。特定のグループに所属しているひとりのメンバーとしては珍しいほど、多方面からオファーが舞い込んでいるようだ。  ただ、人前で歌唱する機会がなかった頃のアイナは自分の声に自信を持てずにいたそうで、過去には、意識的に声をワントーン上げて話すなどしてコンプレックスをカバーしようとしていたとか。でも今となっては、「誰かに響いているかもしれないと思ったら好きになれた」と、前向きに捉えているようである。

BiSH加入前から作詞・作曲、今ではグループの楽曲も

 アイナは、作詞・作曲を自ら手がけてもいる。18歳のときに歌手を志して大阪から上京したアイナは、渋谷109で働きながら路上ライブをし、オーディションを受け続ける……という、絵に描いたような下積み時代を送っていたのだ。その頃に初めて作ったオリジナル曲には、『きえないで』というタイトルがつけられた。  当時お金もなく、楽器もできなかったというアイナは、まず大まかな構成を作ったあと、鍵盤楽器を弾ける友達にピアノを入れてもらい、ギターもまた別の友達に……と、驚くべきDIY精神を発揮させて曲を作り上げたのだそう。  2018年には同曲でソロデビューを果たし、その後もアイナがデモ音源を制作した楽曲『リズム』をBiSHに提供し、グループに貢献した。雑誌インタビューでの発言によると、「自分が書いた歌詞を歌っているときはより一層自分自身でいられる」とのことだ。
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振り付けや演技にも挑戦
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