スキマ時間を利用して稼ぐ副業「スポットコンサルティング」とは? 専門家が解説
コロナの感染拡大で飲食店やホテル、タクシーやバス会社など多くの企業が影響を受け、一般のサラリーマンもあおりを食らっている昨今。そんな今注目したいのが「副業」だ。
今回、「最強!副業術」の著者である経営コンサルタントの鈴木誠一郎氏に「サラリーマンでも稼げる副業」について聞いてみた。
まず、今この時期に強い副業を考える上で、次の5つの前提条件を全て満たすことが必要だと鈴木氏は言う。
1.ビジネスマンが在宅勤務の中で「スキマ時間」を活用して、「簡単に」、「短時間で」、「高単価」を稼ぐことができる
2.対面ではなく「オンライン」や「携帯電話(スマホ)」で行うことができる
3.すぐに「仕事」が見つかること、仕事を「選ぶ」ことができること、自分で「仕事」を探す必要がない
4.副業開始のための「初期投資」がゼロである
5.これまでのビジネス経験や知識が利用できる
これらの条件を満たすものを、「スポットコンサルティング」というのだそう。
「スポットコンサルティングは、たった1時間、自分の頭の中にある知識やノウハウを依頼された企業の担当者に電話で伝えるというものです。スポットコンサルティングのマッチングサービスをしているサイトに登録するだけで、必要としている企業からオファーがあり、それに答えると報酬がもらえるという副業です」(鈴木氏、以下同じ)
これなら電話する時間と場所さえ確保すれば成立する。だが、自分には果たして教えるだけの知識やノウハウがあるのかどうか?と思う人も多いはずだ。
「心配無用です。自分では『こんな知識やノウハウは当たり前、普通だろう』と思っていることでも、別業界の人間からみると決して知ることができない貴重な知識やノウハウであることが非常に多いからです」、そして「自らの経験や専門性を存分に発揮することができます」と太鼓判を押す。
「コンサルティングとは言っても、実際の内容は専門分野についての『質問』に答えるというだけのものです。その質問内容はその分野の専門家からみれば基本的な内容であることがほとんどです。
しかもスポットコンサルティングは、『短時間で高単価』です。例えば1時間、携帯電話で企業担当者からの質問を受けた場合、その分野とサイトによって異なりますが、15000円、20000円、30000円くらいが相場です。2時間で60000円というケースもあります」。
やり方は簡単だ。前述したようにスポットコンサルティングのプラットフォームに登録する。主なサイトはビザスク、プロの副業、スキルシフト(みらいワークス)、Guidepoint(ガイドポイント)。ほかにもあるが、6か月などの長期に渡る案件が多く、短時間に副業できて、しかも支払いも早い案件を多く抱えているのが、上記の4つのサイトだという。
「仕事終了後に、発注者や請け負った人が報告します。サイトによって異なりますが、だいたい2~3割の紹介料が差し引かれた残額が自分の報酬となります。支払いは基本的に銀行振込です」
今注目したい、スポットコンサルティングとは?
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