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12gの超軽量LEDライト。夜間のランニングにはもはや必須

超軽量でどこにでもつけられるレジャー向け万能LEDライト

ジバラーガジェット

ライトについているクリップでバイク・バックパック・服などさまざまな場所につけることが可能なLEDライトだ

●KNOG PLUS FREE 価格:2376円(税込)サイズ:14×66×18mm/重量:12g  新型コロナウイルスの影響でスポーツジムが休業していたことから、運動不足解消、免疫力向上を図るため、ランニングやウオーキングに取り組む人が激増している。加えて、ランナーが飛ばす飛沫防止のため、マスク着用でのランニングがエチケットだと広まった。そして現れたのが、人が少ない夜間にもかかわらず、マスク代わりのネックゲイターで顔を覆い、目立たないダークカラーのウエアを着たニンジャのようなランナーだ。ランニング中に突然現れる彼らに、私は何度も驚かされている。ニンジャランナーは、自分が強盗のような姿で他人に静かに近づいていることや、自転車や車の運転手からどれだけ見えない存在になっているかを考えるべきだと思う。
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今週のジバラー・PONCHO(ポンチョ)

 かくいう私は、過去にほどけたシューズの紐を結び直そうとしゃがんでいたら、自転車に轢かれそうになったことがあり、以来、夜間のランニングの際には必ずライトを点灯するようになった。  小型ヘッドライトやキーホルダー型ライトを使っていたこともあるが、今はウェアラブルライトを愛用している。「KNOG」というオーストラリアの自転車用品メーカーの「PLUS FREE」だ。  12gと超軽量。本体に備わったクリップでウエアやバッグ、場合によってはソックスの履き口に挟んで固定することもできる。ランニングの動きで揺れることもなく、ヘッドライトのように頭に巻く必要もないのでストレスは皆無だ。  また、自転車用に開発されたものなので、前方は白色、後方は赤色のLEDライトを用意。ライトの点灯というと前方だけを想像しがちだが、自分の存在を周囲に知らせ、追突などを防ぐため、後方にも点灯しておいたほうがいい。  ちなみに点滅のパターンは5種類あり、その明かりは約300m離れた場所からでも認識できた。電池寿命は最長40時間。月間250㎞を主に夕方走って、1か月半に一度の充電ペース。充電にはケーブル等不要。本体のプラグ部分からUSB充電できる仕様で、本当に手間要らずのため便利だ。  夜間のランニングでは、自分の身を守るため、他人を事故に巻き込まないため、このライトの着用をマスク以上にオススメする。ノーマスクランナーからウイルス感染の報告は聞いたことがないが、ノーライトランナーの交通事故例はいくらでもあるのだから……。
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KNOG PLUS FREEのここがスゴイ!
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