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扇風機が空気清浄機になる「洗空気」。実際に買って試してみた

扇風機が空気清浄機に生まれ変わる!?

ジバラーガジェット

市販の扇風機の羽根の代わりに取りつける空気清浄フィルター。装着できない扇風機もあるので、メーカーホームページなどでの確認は必須

●UNIQ 洗空気 価格:3980円(税込)寸法:直径250×厚さ52㎜/重量:約360g  気温の上昇とともにエアコン中心の生活になり、閉め切った部屋で寝起きしている。その結果、どうも寝室が埃っぽい。私は空気の汚れには鈍感なほうだが、空気が淀んでいるのはわかるし、心なしか鼻もむず痒い。エアコンに頼る日々はまだまだ続くこともあり、今夏は空気清浄機の導入を決めた。  しかし、今回採用したのは空気清浄機といっても出費は約4000円。「扇風機が空気清浄機になる」という一風変わった空気清浄機?フィルター?の「洗空気」だ。一般的な扇風機は羽根が取り外せるようになっているので、羽根の代わりにこのフィルターを回して、空気をキレイにしてしまおう!という一風変わった商品となる。ちょうど使っていない扇風機があったので、この夏からは空気清浄機になってもらうことにした。  これがなかなかに優秀だった。正直、興味本位で買ってみたところはあるが、我が家の狭い寝室には扇風機は収まりがいい。
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 また、思っていた以上にちゃんと空気を吸って、吐いている。実際に動かすまではこんな構造で本当に空気の汚れは取れるのだろうか?と不安もあったが、遠心力によってちゃんとフィルターの前後から空気を取り込み、フィルターを通って側面から排出しているのだ。確かにこれならば、浮遊物はキャッチしてくれそうだ。性能的には0.3μm以上の花粉・ハウスダウトなどを99.9‌7%除去できるとのこと。市販の空気清浄機と比べても遜色ない。  幅広なフィルターを通った風は、風量が控えめになるが、これも寝室にはちょうどいい。首振りで稼働させれば風が体に当たり続ける不快感なく、室内の空気を循環させてくれる。音量は羽根で動かしている時よりも若干大きくなった気がするが、不快な周波数ではない。我が家の寝室は一変して気分の良い空間になった。  本格的な空気清浄機となると導入コストもかかるし、かさばるし、メンテナンスも面倒だ。その点、コストをかけずにカジュアルに導入できる「洗空気」は、私のようなものぐさにはちょうどいい商品。フィルターは一日8時間の利用で4~6か月利用でき、汚れたらそのまま捨てればいいという割り切りも気に入った。使い古した扇風機が、通年使える空気清浄機になる「洗空気」、冗談のようだが真面目に使えるヤツである。
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UNIQ 洗空気のここがスゴイ!
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