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「夏競馬は牝馬や芦毛が強い!」説は本当か、2万レースで検証してみた

夏競馬で狙える血統は!?

 牝馬も、芦毛も、結局は大きな成果を望める格言ではなく、ここまで読んでいただいた方は、少しがっくりしているかもしれない。しかしご安心を。ここからは、馬券的に狙える血統を紹介する。  夏に狙いたい血統は、ズバリ、ステイゴールド産駒だ。ステイゴールドは、気性が激しく、引退したあとも、牧場で人に噛みつく勢いのあった馬として有名である。産駒たちも、その激しい気性ゆえに、レースで結果を残せないこともあるのだが、その気性がプラスに働くのが夏競馬だ。  暑い条件下では、人間と同じように、へばってしまう馬が多い。そんな悪条件でも、へこたれないタフさを持っているのが、ステイゴールド産駒なのだ。実際に、産駒の夏競馬の成績は優秀で、単勝万馬券の超人気薄を除けば、2000頭以上が出走して単勝回収率102%、複勝回収率89%なのだ。  ステイゴールドの産駒自体は少なくなってきているが、その後継種牡馬であるオルフェーヴルの産駒に、今後は注目したい。オルフェーヴル自身も、現役時代からステイゴールド譲りの気性の激しさがあり、レース後にジョッキーを振り落とすこともあった。  まだ産駒が4世代しかいないこともあり、特別夏競馬で目立った実績は残していないが、注目する価値はある。というのも、自身も不良馬場のダービーを勝ったように、やはりメンタルの強さはピカイチで、それは産駒にも受け継がれていると予想できるからだ。  産駒も、芝、ダート問わず、不良馬場なら複勝回収率は100%。このデータの本質としては、不良馬場に強いだけではなく、不良馬場になるくらいの悪天候下でも、オルフェーヴル産駒は、心が折れない、ということだ。それを踏まえると、暑い夏競馬でも、ステイゴールド同様に、今後好成績を挙げることが予想されるので期待したい。元「競馬エイト」トラックマン(栗東担当)。学生時代には中央、地方を全場渡り歩き、フランス、香港、ドバイまで駆け回っていた、根っからの現地観戦好き。『競馬伝道師』として週刊大衆やモンドTV「競馬バトルロイヤル」などでも活躍している。
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