恋愛・結婚

結婚で「価値観が合う/合わない」より大切なこと。一緒に生活するには…

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
山本早織

山本早織

 本日は「価値観が合わない」という理由で振られがちな方に特に知っていただきたいことをお伝えします。

婚活の現場でとてもよく聞く「価値観が合う/合わない」

 皆さん、「価値観」と聞くと何を想像しますか? よく婚活をしている人は価値観という言葉を使うのではないでしょうか。価値観とは【自分が生まれてから今まで見て聞いて感じてきたものすべて】と私は考えています。そして、その価値観が自分の判断基準となっています。  逆にいえば、自分が生きている中で見たことがなく、感じたことがないものは価値観に入らないということです。  このように価値観という言葉に説明をつけてみると、本当に「同じ価値観」を持つ人はなんていないことに気づくかと思います。 「いやいや、早織さんまったく同じ価値観の人を結婚相手として求めているわけではない」とに言われそうですが、婚活をしているほとんどの人が自分と似ている人や同じ価値観の人を探しています。 「自分の価値観とは違うなぁ」と感じた人をすぐに排除していく傾向にあります。なので、結婚相談所のお断りの理由の第一は「価値観が合わなかった」なのです。

「価値観」を無理に合わせると、その人の魅力を失う

婚活

※写真はイメージです(以下同)

 今年のはじめ、私のもとにご相談にきた田中さん(仮名・37歳)は「なかなかいい人がいない」という理由で私のサポートを受けたいと思ってくださり、結婚相談所で本格的に婚活をすることに決めました。  そもそもご相談時に「なかなかいい人がいない」という方の特徴として、自分の中で「いい人の物差し」を強く持っている傾向にあります。まさに判断基準になっている価値観を強く持っているということです。  しかし、田中さんがいざ婚活をスタートさせ、交際をして1回目のデート後、お相手女性の担当仲人さんから「価値観が合わないようなので交際を終了させてください」という連絡をもらいました。  田中さんは私に対し、「この前のデートは話が盛り上がったように感じたし、価値観が合わないというふうには自分は感じなかった」とフィードバックしてくれました。  その後も何度かいい縁に恵まれたものの、お断りの際はほとんどの理由が「価値観が合わない」というものでした。「価値観が合わない」と言われ続けると、少しずつ「相手に合わせなくちゃ」という意識が強くなり、せっかくの自分の魅力が薄くなってしまいます。  それよりもたとえ価値観が合わない人が多くても「自分は自身の価値観に自信を持っているんだ」と、自分が生まれてから見て聞いて感じ、影響を受けたものに対して自信を持つことのほうが本当は大事なのです。
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結婚生活を続けていくために大切なのは?
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