『Fortnite』アプリ削除騒動で転売ヤー暗躍、中古スマホが120万円
日本の小中学生の間でも大人気の『Fortnite』というオンラインゲームが、騒動を巻き起こしている。より正確に言えば、Fortniteを巡ってその開発元Epic GamesとAppleが争っているのだ。これはApp Storeで販売する際の手数料を巡る攻防で、Epic GamesはAppleが徴収する3割の手数料を「法外で独占的」と主張している。
AppleはApp StoreからFortniteを除外した。iPhoneやiPadでFortniteのアプリをインストールできなくなったという意味である。これを受け、早速転売ヤーが動き出した。
8月21日、筆者はヤフオクをチェックした。すると驚くべき商品が出品されているではないか。それは即決価格数十万円の中古iPhone。新品価格の何倍もの値付けだ。
Fortniteインストール済みのiPhone11。価格は何と60万円である。「Fortniteインストール済み」という部分に注目していただきたい。要するに、App Storeから排除されたアプリが残っているという点が上乗せ価格を生み出しているのだ。
もちろん、転売商品はこれだけではない。何と旧型であるiPhone7が50万円で出品されている。
また、同時期にGoogle PlayでもFortniteが削除されたため、Andoroid機種の転売もあった。
即決価格120万円のSONY Xperia 1 SOV40。誤植のような値付けである。
『Fortnite』アプリ削除騒動の裏で転売ヤーが暗躍
中古スマホが120万円!?
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