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『梨泰院クラス』行動するきっかけを与えたスアの重要な一言とは?

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第214回
刑務所

※写真はイメージです

 日本でも大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』は主人公セロイの復讐の物語です。セロイは父親を轢き逃げで失います。その轢き逃げの犯人は高校のクラスメイトだったグンウォンですが、彼の父親であり飲食業界トップに君臨する「長家」の会長でもあるデヒが警察を抱き込み、事件の真相をもみ消してしまいます。  しかも、セロイは轢き逃げ犯がグンウォンだと知った時、彼を衝動的に殺そうとしました。これは結局未遂で終わりますが、事件の真相がデヒによってもみ消されているため、セロイは勘違いの逆恨みで襲ったことにされて、その罪で刑務所に服役します。こうした経緯がセロイの復讐の動機になります。  とはいえ、セロイはいきなり復讐を思い立ったわけではありません。服役した当初は、心の整理がつかず無気力状態になっていました。それがなぜ復讐に駆り立てられるようになったのか。やる気や決断を引き出すのは常に「人物の影響」です。 「あの時、あの人が、ああ言ったから」あるいは「あの時、あの人が、ああしたから」と心を揺さぶられることがあると、「だから自分はこうしよう」と考えて行動できるようになります。セロイが影響を受けたのは、初恋の相手であるスアです。  スアはセロイの父親が慈善事業を担当していた孤児院で育ちました。父親をきっかけにして知り合ったセロイとスアは、初めは対立していましたが、徐々に恋仲になりかけていました。スアは服役したセロイを当然心配して、刑務所で面会します。
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心に火がつく瞬間とは
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