恋愛・結婚

マッチングアプリで出会いまくった女性が語る「イタい男の共通点」

「私の場合、当初は恋人探しや割り切り目的ではなく、幼少期からの極度の人見知りを治したくて利用し始めました」と語るのは、マッチングアプリ歴4年の香川恵子(27歳)さん。
マッチングアプリ

写真はイメージです(以下同じ)

 香川さんは現在、法律事務所に勤めているが、前職はバリバリの営業職。知らない人と話すのがとにかく苦痛だったらしく、一年足らずで退職した経験を持つ。以来、“人馴れ”するため一念発起。マッチングアプリを使って月に1人、作年1年間に至っては2週間に1人というペースで、50人近くの見知らぬ男性と会うノルマを自らに課してきたというツワモノだ。

マッチングアプリの傾向と対策

 香川さん曰く、恋人募集中よりも割り切り目的の男性こそプロフィール写真を重視するべきだという。マッチングアプリで出会う男女が肉体関係を持ちやすいというのはよく聞く話だが、それにはコツがいるそう。 「マッチングアプリがヤレる確率が高いのは、会う約束をした時点で顔は合格という前提ができているのが、結局一番大きいんだと思います。数あるプロフィール写真から異性を厳選できますからね。だから会った時に失望させないよう、写真もなるべく盛りすぎないほうが、ヤリモク男性にとっても効率がいいと思いますね。口元を隠している写真の男性に会ったら、想像以上に出っ歯の人がいたんですけど。よほどトーク力とかで持っていく自信がない限り、時間とカネの無駄になる可能性が高いってことですから」  “実際に会ったほうがかっこいい”くらいが理想という理屈はわかるが、そもそも顔に自信がないから苦労している男性諸氏にはそれだけではあまりに身も蓋もない話だ。 「基本キメ顔やドヤ顏ではなく、笑顔の写真がオススメです。ある程度、肌や明るさ加工した一番自信のある顔写真を1枚目、2枚目以降は色んな角度やパターンの写真を載せて、安心感につなげるのがいい。おじさんに多い自撮りも避けるべきですが、どうしても自撮りするなら、20代前半が自撮り上手なので、角度や明るさを参考に。ただ若い子は『SNOW』率高いですけど、年齢が高めならそこは真似しないように……」  また写真と同様、プロフィールに書く文言もマッチングアプリでは重要な要素だ。 「プロフはスラッシュで区切ったりして、軽く箇条書きするくらいがいいです。チャットで女性が質問しやすく、そこで詳しい情報を出していくほうが、プロフに書くより好感度も上がりやすい。お互いいっぱいマッチして競合がいる状況なので、チャットは返信スピードが大事。レスが早いとそれだけで女性側の優先順位が上がりますから。内容は女性の趣味とかを切り口に“プロフちゃんと見た感”を演出することを心がけると返信がもらいやすいかと」  効率重視のヤリモク男性がやりがちな、フォーマットをコピペして片っ端からメッセージを大量に送りアプローチする“爆撃”も、プロフの内容を反映させるなど、ひと工夫加えるのが効率アップのためには大切なようだ。  ちなみに、特におすすめしたいアプリは『Tinder』で、香川さん自身もほとんどこれを使っていたという。 「『Tinder』はすぐシステムエラーがあったりバグが多いから、LINEも交換しやすいですよ」  香川さんもこう太鼓判を押すように、連絡先の交換がしやすいのは嬉しいポイントだ。
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1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii

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