恋愛・結婚

マッチングアプリの体験型ドラマってなに?女性ライターがやってみた

本当にマッチングしやすいのか?

スマホ操作

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 筆者の体感としては、たしかに結果が同じ相手とはマッチ率が若干上がっているような感じがあった。異性との交流に「価値観の一致」を求める人たちは、この項目を重要視しているのかもしれない。  一方でメッセージについては、ドラマの結果が一緒だったからと言って、そこから話を広げようとしている人はあまりいない印象だ。しかし、マッチしたはいいものの、相手のプロフィール文に情報が少なく、なんて挨拶をすればいいか分からない……なんて時には挨拶代わりに「結果一緒でしたね!」と送るのはアリかもしれない。  実際に体験してみた結果だが、端的に感想を述べると「ドラマはコンテンツとして面白いが、出会いの幅が大幅に広がる」という感じではなかった。ただ、若い世代からウケそうな感じのコンテンツではあるので、新規ユーザーが増えている可能性はある。  マッチングアプリをインストールしていることを隠したい人にとっては、いい言い訳にもなりそうだ。万一スマホにTinderが入っていることが恋人や家族にバレた時に「WEBドラマがやってみたかったから……」などと。  コロナによる外出自粛もあり、出会いの機会が奪われていた。そう嘆いている人にはちょうどいいかもしれない。<取材・文/ミクニシオリ>
1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。
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