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最新「ユニクロ×JWアンダーソン」品質抜群なのに格安なマストバイ3選

「一重仕立てコート」が人気の理由

 裏地のない一重仕立てのコートですが、実は昨今、裏地がないコートのほうが人気があるんです。  見た目的にも動きがあり、品よく見えること、ヘビーなウールコートでも軽く着心地がいいこと、そして何より長い期間着用できるメリットがあります。裏地をつけると防寒性が高くなるので真冬用の印象が強いのですが、一重の場合は秋の早い段階から春の花見の時期まで使えます。
ダブルフェイスシングルコート

軽やかに着こなせる一重仕立てのコート

「じゃあ、寒い真冬はどうするの?」って話ですが、真冬はインナーダウンを入れて着るわけですね。こうすると冬もまったく問題なく着用できる。  ユニクロが2000円程度でインナーダウンを出してきて、近年、それがすっかり定着していることから「コートで薄手で十分なんじゃね?」という価値観が広がり、ヘビーアウターが売れなくなってきているのですね。  このアウターもおそらくその流れを意識したもので、あえて裏地を抜くことで値段も多少安くできるし、着用期間も長く使えるというわけです。

ベルトを巻くことで印象も大きく変化

 また、ステンカラーコートにしては珍しいベルトデザインになっていますが、スーツの際などに巻くとより渋めの大人っぽい印象に。
ダブルフェイスシングルコート

クラシックなデザインのウエストベルト

 1万2900円の限界か、生地が若干フリースのような風合いにも感じられますが、値段から考えれば大満足。今季のユニクロアウターの中でもトップクラスの出来だと思います。
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ビジネスマンにおすすめのコート
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