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『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1を競った有力候補3人が舞台裏を激白

『バチェラー・ジャパン』の男女逆転版、『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1がAmazon Prime Videoで配信中だ。誰もが憧れる1人の独身女性=バチェロレッテを17人の男性が奪い合う。そんな婚活バトルにどっぷりとハマってしまった読者も多いはず。  終盤戦においては、推しメンが脱落して阿鼻叫喚、そしてラストには誰を選ぶのか……という予想で盛り上がりを見せた。そして10月30日に、最終エピソードが配信。長い“真実の愛”をめぐる旅の結末は、リアル・SNSともにさらなるバチェロレッテ旋風を巻き起こすこととなった。  今回は、終盤戦まで火花を撒き散らした男性3人に、番組の魅力を聞いてみた。まだ全エピソードをチェックしきれていない人、そしてこれからゆっくりと視聴しようと思っている人は必見だ!

SPA!の推しメンでもある3人に特別インタビューを決行

 1人目は「僕はバチェラーの親友」と語る黄皓さん(33歳)。年商数十億を売り上げる会社を経営する実業家だ。ビジネスで養ったセンスを引っさげ『バチェロレッテ』に挑む。

実業家のイケメン。女性人気をさらうが“男らしさ”押しの発言が気になる一面も

みんな爽やかでいいヤツらだった

――『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1の見所を教えてください。 黄皓さん(以下、黄皓):『バチェラー』は女性が裏で暗躍したり、ドロドロとした“女のバトル”が見どころだったりするじゃないですか。『バチェロレッテ』もやはり“男のバトル”が見どころ。ただ、女性とは戦法が違うんですよ。男性は目の前ではっきりと「ここがダメだ!」と言い合う。あと「真実の愛を探す」という本来の趣旨とは異なるのですが、旅を一緒にする男性同士の友情も見てほしいですね。 個人的にちょっと残念だったのが、正にその点。男性同士が仲良くなっちゃってるところなんです。 黄皓:男が共同生活すれば仲良くなっちゃうよ(笑)。みんな爽やかで良いヤツらでした。確かに『バチェラー』と比較した際、バトル要素は薄いかもしれない。もちろん一切台本はないんですが、「あっ、ここではこういう事があったほうが番組としても盛り上がる!」なんて思惑もあるんですよ。それこそ旅に出る前は「取っ組み合いがあってもいい」と考えていました

上から目線と言われるが、実際は“普通”

――ただ、番組内で時折、炸裂する黄皓さんの毒舌は効いていました。 黄皓:ははは、ありがとうございます(笑)。参加男性2人がケンカをしていて、その後のインタビューで僕が「汚いシンデレラの姉さんたちが喧嘩してる」と言ったこともありました。「ケンカを見てどう思いました?」と聞かれたので「なんか小物が騒いでるな」と素直に言っただけなんです。ドーンと構えとけばいいのにって。 『バチェロレッテ』では他の男性から「上から目線だ」とよく怒られましたが、実際の僕は至って普通だと思います。決して超オラオラタイプではない。ただ自分に自信がある部分は持っていて、同時に至らない所は至らないと理解しています。自分に過度な期待も変な謙遜もしてないので、割と等身大の発言は出来てるんじゃないかな。そんな自己分析はしていますね。 ――今ではモテモテだと思いますが、幼い頃から女性に慕われるタイプだったんですか? 黄皓:中学生の時、僕は中国から日本へ移り住みました。小さい頃って、正直そんな見た目の差ってないじゃないですか。でも高校生のとき、国籍や見た目の違いでいじめられたことがあって。だから自分なりに外見を変化させたことで、周りの反応も変わっていった。その辺りですかね、「市民権を得た」というか、人に認められ始めたと感じたのは………。 ――『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1で得た経験をどのようにビジネスで活かしますか? 黄皓:あれだけ個性豊かで、外見も中身も豊かな人たちと戦った経験はかけがえのないものだと思います。自分が他の男性に負けていないと確認できたので、自分が生きてきた道は間違ってないんだろうな、と自信にはなりました。 ――最後に黄皓さん、次回『バチェラー・ジャパン』で4代目バチェラーなんていかがですか? 黄皓:お付き合いがあるからこそわかりますが、そう簡単になれるもんじゃないんですよ、バチェラーって。初代の久保裕丈さんは冷静沈着なMr.パーフェクト、2代目の小柳津林太郎さんはカメラの前で感情を表現できる情熱家、三代目の友永真也さんは………非常に素直な方ですよね。正直、男として憧れるところはないですが(笑)、ご結婚されたので『バチェラー』という婚活番組を最も体現された人ではありますよね。

初見で好きになれなかったらリタイアするつもりだった

2人目は「愛と筋肉のハイブリッド」が武器の當間ローズさん(26歳)。ラテン系イケメン歌手として活躍中。バチェロレッテ・福田萌子と最もスキンシップをとった参加男性である。

浜辺デート、クルージングデート、乗馬デート……ロマンチックなデートには常にこの男あり

 ――『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1に参加した理由を教えてください。 當間ローズ(以下、ローズ):今、僕は芸能活動をさせていただいています。最近ありがたいことに忙しくて、あんまりこう……真剣に恋愛と向き合う時間がなかなか取れなかったんです。  僕も今年27歳になります。そろそろ結婚について現実的に考えないといけない年齢になってきた。『バチェロレッテ』という旅を通して、自分と向き合いながら愛について深く考えたい。それが参加する目的でした。 ――ローズさんが萌子さんを「アフロディーテ(ギリシア神話に登場する恋愛と美の女神)」と呼んでいたことが印象に残っています。 ローズ:萌子さんはプロポーションがアフロディーテですし、立ち居振る舞い、そして口から発せられる言葉も美しいんです。セレクトするワードの一つひとつが心に刺さりましたね。  正直、『バチェロレッテ』が始まる前は「どこまで萌子さんを好きになれるんだろう?」っていう不安もあったんです。向こうも本気、こちらも本気でやらないと失礼じゃないですか。今だから話せることですが、エピソード1で萌子さんと接し、好きになれなかったら自分からリタイアしようと心の中で決めていたんです。しかし、僕の想像以上にアフロディーテだったのでそれも杞憂に終わりました。

鏡の前で全裸の自分に語りかける

――萌子さんとかなりの回数ハグをしていましたよね、羨ましかったです。沢山ハグをするコツを教えてください。 ローズ:ハグは仕掛ける方が躊躇しちゃうと向こうもシラケてしまいます。自然にすることが大事なんですよ。「したいからする」、そういったピュアな気持ちでハグをすれば向こうも自然と受け入れてくれる。あと、僕にとって身体でのコミュニケーションは日常なんですね。母さんとほっぺにチューとか全然ありますから。 ――ビジュアルとキャラはチャラいんですけど、ローズさんの恋愛スタイルは意外なほどに正攻法でしたね(笑) ローズ意外と……マジメなんですよ。外見がチャラそうに見えるので、仕事でチャラい系 の役のオファーも多いんですが、ホントに全然遊んできてないんですよ。一人の女性とじっくりと付き合うというか、一途というか……。 ――今回の『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1は、今後の歌手活動にどう活きてきますか? ローズ:「女性と向き合う」「女性を好きになる」ことに本気で向き合えました。以前よりも恋愛について良い歌詞が書けそうだな、と。人間としてもアーティストとしても成長できた自信はありますね。 ――最後にどうやればローズさんのような“セクシーな男”になれますか? ローズ:ははは!セクシーでいる秘訣は、朝起きたら鏡の前で「(自分に)今日もセクシー」って語りかけること。もちろん全裸の状態でね!

モテてきていないことがアドバンテージだった

 3人目は「アートで愛を奪い取る」杉田陽平さん(35歳)。画家として作家活動を行う。アートを通して、バチェロレッテに猛烈アピールする姿が印象に残った。

最初はモノクロの油絵だったが、萌子との仲が深まるごとに色が増えていき……

 ――――『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1の魅力を教えてください。 杉田陽平(以降、杉田):見どころ……。う~ん。一番はやはり福田萌子という人間のゆらぎじゃないでしょうか。萌子さんって、同時並行で色々なことを深く考えることができる才能の持ち主です。エピソードごとに彼女の中に「今回はコレを見つけるぞ」「今回はコレにこだわるぞ」といったテーマがあったと思うんですね。  萌子さんは強そうに見えるけど、本当は心細かったはず。ただ自分のゆらぎを見せると、僕らにも迷惑がかかるし、視聴者の妨げにもなる。「凛と強くないとダメ」というプレッシャーの中で戦っていたんですよねぇ……。 ――杉田さんは今までモテてきたタイプですか? 杉田:モテてきたほうではないです。ただ今回に関しては、そういった自分の経験値の少なさがプラスに働いたんですよ。  普段モテないからこそ、偏見なく自分を出せる。普段モテてる人は「女性ってこういうもんだ」というアーカイブを沢山持っているじゃないですか。今までの経験が邪魔をしちゃう。対してモテた経験が少ない僕は、まっさらなキャンバスの上から絵が描ける状態だったんです。そういう意味で、僕はアドバンテージが高かったと思う。素直な気持ちで自分の味を出すことに専念できました。 ――『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1で忘れられないデートを教えてください。 杉田:エピソード4の台湾デートです。初めて萌子さんと2人きりの時間でした。彼女は楽しかったら身体表現として「楽しい」っていうのが出ちゃう人、逆に嫌だったら「嫌い」が露出してしまう。ものすごくこう……身体の「中」と「外」が直結してるんです。そんなことに気がついたデートでもありました。だから萌子さんは信じられる人なんです、表現が信じられる人なんですよね。 ――萌子さんの絵を描いて自身のアピールをしていましたが、当初からの作戦だったんで すか? 杉田:ん〜、作戦というわけではないです。ただ、なにか“モノ”があったほうが記憶には残りやすいとは考えていました。「取っ掛かり」を作ることは大事じゃないですか。僕の場合現代アートのアーティストとして活動していますが、萌子さんの肖像画も“絵を描く”という点では同じですよね。でも「絵を描いたので見てください!」だと一方的すぎる。だから「絵を通じて旅を続けさせてください!」と一枚の絵を共作していくことをお願いしたんです。萌子さんと話していると塗りたい色が変わってくる、不思議ですよね……。 ――番組に参加することで「アーティストとしてのイメージが傷つく恐れがある」といったことは考えましたか? 杉田:作品以外のところで色付けされるのは、どのアーティストも嫌います。だけど、何が起こるか想像もできないブラックホールに飛び込んでみたかったんですよ。仮に参加したことでネガティブなイメージが付いちゃったとしても、本当にスキルがあったりすれば再浮上できます。それが本当のアーティストだと思うし、自分はそういう自信が無くもないというか……。 アートと関係のない人たちの中で新しい自分を発見したいという気持ちも強かったんですよ。 ――最後にアーティストとして視聴者の方にメッセージをいただけませんか? 杉田:『バチェロレッテ・ジャパン』の僕を見て、「こんな人でもアーティストってことは……、他のアーティストってもっとすごいんじゃない?」なんて思ってくだされば!アーティストに対する偏見が少しでもなくなると嬉しいですね。  仕事を2か月休み、大勢の男性と戦うーーしかも“恋愛”で。そんな特殊な環境での経験はかけがえのないものだ。番組の配信は最終回を迎えても、その後の人生は長く続く。『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1で彼らが得たものは、真実の愛の片鱗であったに違いない! 『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1 ●作品概要 タイトル:『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1 配信開始日: 2020年10月9日(金) ※当番組は2019年~2020年3月に収録。 制作:Amazon バチェロレッテ:福田萌子 司会進行役:坂東工 スタジオトーク出演:ナインティナイン、SHELLY (C) 2020WarnerBros. International Television Production Limited <取材・文/ヨシムラヒロム>'86年、東京都生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。イラストレーター、コラムニスト、中野区観光大使、大正大学客員准教授。書に『美大生図鑑』(飛鳥新社)
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